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9月, 2018の投稿を表示しています

ブログを書く理由

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ブログを書くということには,書く人それぞれの「理由」がある。 個人的な日記 フォロワーさんへ受けての発信 収益目的 ライターへの道 他ブロガーさんとの交流 鬱憤晴らし 書かなきゃ気が済まない 等... 私のは専ら一番上の「日記」,しかも不定期。 お金のためでもなく, 個人的な話を書くのに時間や労力を費やして,何がしたいの? という声もあるようだけど,,, そんなことは書く人の勝手なのです。書きたきゃ書けば良い,と。 しかしそんなスタンスなので,「日記」が止まることもしばしば。 現にここ数年はあまり更新しなかったこのブログ。 この時期は,仕事を始め,妊娠,出産,育児。夢だった「 働く母」生活が始まり, ネタはいつもテンコ盛りだったのに。。。 忙しかったのも事実。 以前に比べ,自由になる時間が格段に減って,,, そうすると毎日をこなしていくのが日常。「 日記に書きたくなるような出来事」も見えにくくなっていた次第。 忙しくて見落としがちな事や, 渡米後6年もたてば当たり前になったけど, やっぱりよく考えると面白いアメリカ事とか, しがない我が家の些細な出来事など, 再び見直すのに、ブログ再開は良いきっかけにもなってくれるし。 そう,世の中を見る独自の視点を持ち, 自分をオーガナイズし思考を発信する•••売れるためでなく, つくりたい衝動で創造を続けるアーティストのように。 なんて,崇高な言葉で今日のポストをしめくくっておこう( とりとめ無さすぎてオチが見つからん)。 心をこめて綴ります バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします にほんブログ村

NYCのクロイスターズ

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NY にはたくさんのミュージアムがあり、代表的なもののひとつに「 メトロポリタン美術館 」があるけれど、その分館に「 クロイスターズ美術館 」があるのはご存知でしょうか? 巨大なメトロポリタンに比べるとサイズは小さいし、マンハッタンの北の果てというミッドタウンの観光地から離れた場所にあるけれど、中世の美術作品に特化し、それをクロイスター(回廊)デザインで当時の雰囲気を再現した中で鑑賞できる、なかなか見ごたえのある美術館です。 初めて NY へ旅行に来た二十歳の時は、「中世」「ゴシック」という言葉に惹かれ、メトロポリタンよりもクロイスターズを選んで見に行き、、、 留学で渡米して間もない週末に、再度久々に行ってみて(当時は拙い英語で ブログ書いてた のか … 懐かしい)、、、 そして、 FIT へ編入してからは、学校のクラスや課題のために、、、と、これまで何度か来館しています。 クロイスターズ美術館はマンハッタンの北の端っこ、ハドソン川沿いの小高い丘の上にあります。 あたりはその丘全体が Fort Tyron Park という公園になっており、そのてっぺんに位置する感じ。 美術館の建物は、中世ヨーロッパの複数の回廊が一体となったデザインで、傍にはハーブなどの植物が育つガーデンも設置され、まさに修道院です。 一方、アートやミュージアムシーンの裏側にお金持ち達の存在があるのはよくあること。 クロイスターズも、大富豪ロックフェラーの出資で設立された美術館です。 しかし、ロックフェラーは美術館だけでなく、ここを取り囲む Fort Tyron Park も作った。中世の雰囲気を創り出すため、このあたりの土地を公園に変え、そこに美術館を置いたのです。 更には、この丘の下を流れる大きなハドソン川の対岸、ニュージャージー州側の川辺(崖)もひっくるめて中世の景観を保つため、川の向こうの土地も押さえ公園に変えたのだそうです。それがいまの Palisades Park 。( The Met News ) 大富豪という人たちはスケールが違います。 美術品を巡っては、元々ある場所からの売買や輸送の話になるとエシカルな面での疑問点は挙がるものだけど、そうして得た美術品が展示されると、私みたいなビュアーがその恩恵を受けているこ

TVショッピングのアレがどうも...

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TV は聞き流し・見流し程度なものの、時々ふと注意をひくものがあります。 ここ最近、朝のローカルニュースをつけていると流れる、この商品のコマーシャル。 " TAC VISOR" テレショップ的なコマーシャルで、商品の紹介をしながら実際にそれを使った人たちのリアクションを放映する。「わぉ!なんて便利なんだ!」「もっと早く使ってればよかったわぁ♪」ってかんじのやつ。 この TAC VISOR という商品は、車の運転席のサンバイザー(日よけ?)に設置し、眩しさはしっかりカットしながら視界は遮らない、むしろ視界鮮明☆というアイテム。 CM で商品を紹介するのは、筋肉に沿うぴったりの T シャツとアーミーパンツを履いた、体格の良い、いわゆる白人な見た目の男性。 ミリタリーな武骨な車両を配したセッティングや、眩しい光をこの商品が遮って見えるのが星条旗とアメリカンイーグルだったり、、、 “USA! USA!” って聞こえてきそう、 「アメリカ愛国主義」に欠かせない典型的アイコンで構成されている CM なのです。 そんな CM 内で、アイテムの素晴らしい性能を紹介するときに挙げられているのが、 戦闘機パイロットのこのヘルメット。 これが商品開発のインスピレーションというところでしょうか。 先に挙げた、武骨な車両やアーミーパンツや「ザ・アメリカ」なアイコンに惹かれる、『タフなアイテム』が好きな人たちには、とても COOL なイメージ源でしょうね。 でも私は日本で生まれ育ちそして渡米してきた者。 この TAC VISOR を見てまずリンクするのは、戦闘機パイロットのヘルメットではなく、 (Amazon.com 出展品画像 より) 日本のおばちゃん。 「日をよけつつ視界鮮明」機能的には全く劣りません。 しかし、、、戦闘機パイロットの代わりに、日本のおばちゃんサンバイザー画像が CM に挿入されていたら … アメリカでは売んだろね。。。 なんて、いつもの得意な、しょーもない妄想を繰り広げていたら、 うちの車にもついてるし! いつの間に・・・ 全く“USA! USA!”

ジュエリー露店出します

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気の向くままに、ぽつりぽつりと続けている 折り紙ジュエリー作り 。 その作品をお披露目するため、地元の小さなミュージアムで年に2回開催される「 Antiques & Collectables Sale 」に参加させてもらっています。 場所は、地元ロックランドの小さな小さな歴史ミュージアム、 OrangetownMuseum 。 留学生時代にインターン &ボランティアをさせてもらい、今は別でフルタイムの仕事をしているため残念ながらなかなかお手伝いは出来ないものの、イベント事などの時には家族ぐるみで遊びに行かせてもらっているミュージアムです。 そのミュージアムの敷地内で開催されるセール。 地元のみなさんや通りがかりの人たちがふらりと気軽に立ち寄れるフリーマーケットのようなイベントで、私もベンダーの一人として出店しているのです。  前回(今年春)のセール出店 今年も秋のセールが近づいてきたので、先日イベントを取り仕切るスタッフに連絡をとり、私も再び参加させてもらうことになりました。 イベントは 10 月 6 日(土) 午前9時~午後4時 (屋外のため悪天候の場合は翌週 10 月 13 日(土)へ延期) デザインを考えるのも楽しいし、考えたデザインを手で作るのも楽しい♪ そして、それを気に入ってくださる方がいるととっても嬉しい♪ オンラインで何でも買えるたしかに効率的な時代だけど、こういう時間も労力も手間もかかる「非効率」な対面販売の醍醐味は、そんな「見てくれる、気に入ってくださる人達と直接お話できたり、即効ダイレクトなフィードバックを得られること」。 今回もそれを楽しみに、新しいデザイン案もあるので、これから 1 週間少々先のセール日に向けて準備します。 お天気に恵まれると良いな。 心をこめて綴ります バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします にほんブログ村

NYの秋はりんご狩り

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お彼岸を過ぎて、暦のうえでも秋。 今週末は、 我が家の秋行事に欠かせない「りんご狩り」 の今シーズン第一回目へ行ってきました。 今回は、いつもの近所の果樹園ではなく、再びドライブがてら隣オレンジ郡の Soon's Orchard へ。 昨年は生後2か月ちょっとでふにゃふにゃだった息子。 足場が悪いので久々に抱っこ紐に入れてみたら重いのなんのって。我が老体の足腰に息子の成長を感じながらのりんご狩り。 りんご狩りは、どこの農園もだいたい同じようなシステムで、まず指定のバッグや籠を購入しそこに詰め放題で持ち帰る。 「とったリンゴは袋に入れて、農園で食べるな」と書かれているけど、まぁみんな好き放題食べてる。 「木には登るな」とも書かれているけど、上の方にある赤い実欲しさにやっぱり登る人多数。 こういうルールを守らない人達のおかげで農園が被る損害分も、きっとこの皆のリンゴ狩り価格に含まてるんだろうね、、、by 夫LLAMA。 そう言いつつも、ルールは守る律義な夫と共に、Gala, MacIntoshなど多種のリンゴをいくつかずつ袋に詰め持ち帰り。 これから毎日フレッシュりんご三昧なのがうれしい♪ 農園内で手にした小さめりんごが、とても気に入っていた息子。 帰宅の車内で退屈しのぎのおもちゃ代わりに、その小さいリンゴを持たせていました。 家に着いて見てみると、後部座席にコロンと転がるりんご。 初めての「リンゴまるかじり」。 歯は生えてきているものの、まだ大人と同じ固いものは食べさせていないし、、、と思っていたけど、きっちり歯型。 案ずる親が思うより、子供はどんどんしっかり成長しているようです。 心をこめて綴ります バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします にほんブログ村

いかがわしい色

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 うちのダイニングルームがとてもいかがわしい。 「 母ちゃん、模様替え?」 いやいや、ここまでハイセンスなインテリアコーディネートは出来ん。 クラブような雰囲気と言えばまだ聞こえは良いかもだけど、、、 このパープルっぽいピンクはやっぱり「いかがわしい」。 “ 大人 ” のビデオを売ってる店や、“大人”な遊びを提供するお店なんかに使われる色だとベタな想像をしてしまう私。 このドピンク照明の正体は、夫。 「いかがわしい」のが好きなようで、、、 と言うわけではなく、これは植物を育てるための照明らしい。ようは、人工的な太陽光なので紫外線や赤外線。 このライトの下にいると、そのうち日焼けもするらしい。 かわいがっている鉢植え植物や幼木、また盆栽たちが長い NY の冬を越せるよう、さっそくこうして環境を整えているみたい。 どうか、そんな夫の愛とピンクの光をいっぱい吸収して、寒い時期を元気に乗り越えてほしいものです。 それにしてもピンクな窓辺。 外から見ると昼間のお天道様のもとでも十分にいかがわしい。  真っ暗な夜ともなると、更に「隣は何をする人ぞ。」 NYではまだ違法な葉を自家栽培しているのではとも思われかねない。 でもホンモノの栽培者は、きっと光を隠すよね、こんな煌々とさせることなく。。。 心をこめて綴ります バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします にほんブログ村

トラクターショーでアメリカ感

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暑いくらいの晴天だった週末に、田舎方面へお出かけしてきた日記話。 以前の記事 でも書いたように、ニューヨーク州のほとんどは田舎。 みんなが思う「ニューヨーク」のイメージのエリアは州のごくごく一部、ニューヨークシティだけ。 ニューヨークシティ通勤圏の「郊外」である我が家のあたりからほんの少し車を走らせれば、山、森、農園、牧場に囲まれます。 ハイウェイ→ローカル道で1時間半ほど走り Sullivan 郡の Neversink という町へ。 山間部の小川に架かる橋で見かける、カバードブリッジ(屋根付この橋)が入口となった会場へたどり着きました。  Fall Festival & Tractor Show というイベントで、この日私達の知人がそこにいるとお誘いがあり、晴天ドライブと街を離れてのリフレッシュを兼ねてのおでかけ。 町のレクリエーション広場に露店が立ち並んでいます。 露店と展示とフードと音楽とアトラクション。。。 我が家のあたりでも、オンシーズンは毎週どこかで開催される「ストリートフェア」のよう。 でもここは山間部、イナカ町。 “ アメリカンカントリースタイル ” なフェアでした。 ☆トラクター イベント名に ”Tractor” とあり、大小新旧様々なトラクターが展示されています。 中には子供サイズだけど、ちゃっかり荷台にはヘイ(藁のかたまり)をのせたかわいいミニチュアトラクターなんかも。 ☆カントリーミュージック 広い会場に流れる音楽は終始カントリーミュージック。やっぱり「アメリカーナ」な雰囲気には必要です。 ☆アメ車 青空とファイヤーパターンのクラシックカーと BGM はカントリー。とてもアメリカ。 ☆子供向けアトラクション 機関車トーマスが近づいてくる。 後ろに続くのは、車輪のついたドラム缶。楽しそうに乗るちびっこ達とそれを楽しそうに眺める保護者達。 我が家のちびっこはまだちょっとちびっこ過ぎて乗れないけど興味津々。もうちょっと大きくなったら乗ろう♪ ☆アメリカーナな展示物 鉄好きにはたまらない、古いアイアンと木材の小屋。なぜ、そして何なのか詳しい

車内での「配慮」

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ニューヨーク州に住み、ニューヨークシティ近郊の職場へ電車で通勤する私の経験に基づいたハナシ。 日本からこちらへ来てかれこれ6年。 大都会でもないけど田舎でもない広島でバスも電車も不自由なく利用することに慣れていた私は、渡米後間もなくこのあたりの公共交通機関の「テキトーさ」にさんざん振り回されたものです。 時刻表に正確&忠実な日本の電車やバスに比べると、こちらのそれらは遅れるだけならまだしも、駅やバス停を早く出発する(罪悪感無しで)、そして消える(通知なしの運休)と、とてもトリッキー。まともに乗って目的地に到着できればラッキーと思えるようになったくらい。 日本での通勤時なんで、駅で電車を5分待つのもイヤだったけど、今なんて、5分で済めば「定刻枠内」。 私も逞しくなったものです。 そんなふうに色々あるなかもう一つ、「目から鱗」だったことが。 私が利用するニューヨークシティ近郊を走る電車は、通路を挟んで片側に2人掛け席、もう片側に3人掛け席が並んだ構成。ちょうど新幹線(グリーン車ではないところ)のようなレイアウト。 そこに乗客が乗り込んでくると、まず、2人または3人掛けの窓側の席に座る場合が多い。そして次に3人掛けの通路側が埋まる。その後に2人掛けの通路側に人が座って行き … 最後に残るのは3人掛けの真ん中。 飛行機同様、「板挟み」で一番人気の無い3人掛けのセンター。 ここを埋めるように座る人もいるけれど、結構な割合でそのセンター席は空いたままだったりする。通路やドア付近に立ったままの乗客がたくさんいたとしても。 そしてセンター席には乗客の代わりに、その両端に座った窓際組 or 通路側組乗客の荷物が堂々を置かれている、又は両組がそれぞれ 1.5 席分のスペースを使って(でっかいアメリカ人だったりするんだよ … )広々座っていたりもする。 はじめはそれが「なんで?」と少々イラッとくるくらい理解できなかった私。 だって、日本の車内では「荷物は膝の上」で「席をつめて1人でも多くの人が座れるように」だから。「ここスペース作りましたからどうぞ」と、声にはしないが無言の気配りで。 なので、通路に立つ人が多い中、自分のカバンをセンターに置きっぱなしにし、席を詰めない様子は「なんて配慮が無いのか!」と思った

その80%に含まれない人もたくさんいる

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朝は地元ローカルニュースのチャンネル、帰宅後から夜は適当なものがついてる程度で、好きな番組は「 South Park 」な我が家の TV 事情。 LLAMAは 見たいドラマがあれば Netflix で見ているし、私もたいして TV は見ないけど、うちには有料で受信できる『 テレビジャパン 』のチャンネルが備わっている。 アメリカで見られる日本語放送で、 NHK の番組なんかが見られる(みたい。それさえ詳しく知らないのだけど)。 先日もそれを何気なくつけて、何気なく耳に入ってきた NHK のニュース番組 の話題は、トランプ政権の貿易関税 UP に関することだった。 これについてニュースでは、この政策のおかげで仕事が増え雇用が促進され ” 恩恵 ” を受けた人たちの様子と、この政策がきっかけで他国(中国)から仕返しの増税をされたため作物の輸出ができず価格も下がり、逆に窮地に追い込まれている人たちの様子もレポートされていた。 で、、、その後、コーナーの締めくくりにさしかかったところで、この政策に対する世の中の声を伝えるという趣旨か、 「共和党支持者の 80 %がこの関税 UP の政策を良しとしている」的なデータが示されていた。 なんだかとっても違和感のあるデータではないかい? まず、日本のみなさん『アメリカ全体の 80 %が良しとしている』なんてふうに誤解しないでね!と、選挙権もない私だけれど言わせていただきたい。 「共和党支持者」の 80 %なので、アメリカ全体での数字ではないと。 そして、その共和党支持者というのは、全体に対しての何パーセントなのか、、、言及されていないのでこれじゃ全く分からないし。 極端に例えて、共和党支持者は世の 99 %でそのうち 80 %、というなら全体の約 80 %が政策を良く思っていることになるし、 共和党支持者が世の 10 %で、そのうちの 80 %なら全体のたった8%が、ということになる。 なんでこんな半生な数字の提示をしたのかなぁ … 情報として意味があるのかなぁ … 。 とてもあやふやな定義なのに、数字だけに目を奪われ「アメリカでは 80 %の人がこの政策を良いと思ってんのか。」なんて思わないでねと言いたい。 トランプ政権の政策を良いと思わない人