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11月, 2018の投稿を表示しています

今年の初雪にやられた

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NYC とその周りのエリアでは「初雪」となった今週の木曜日。 今回は、積雪を甘く見過ぎていた。。。 木曜日はいつも通り通勤。 私の住むあたりでは、午後に数時間ほど雪の予報が出ていたけど、積雪も数センチほどだと思っていたし、雪も雨に変わると言われていたので、ミゾレっぽいのを予想していた。 ROCKIN WASABI INSTAGRAM が、なんのその。 思っていた以上に降ったうえ(結局7インチ近く(約17cm)の積雪) 、道はどこもかしこも大渋滞。 結果、7時間もかかって帰宅する大変な午後になりました。 たぶん、みんな 11 月の初雪を甘く見ていたんでしょう。。。雪が本番になると、道には一気に車が溢れ出しました。 急に本格的に降り始めた雪を見て「これはまずい」と私達がオフィスを後にしたのが午後3時。 いつもは最寄り駅までバスで 10 分のところ、酷い渋滞のため車で3時間経っても着かない。最後は車を降りて雪の中をズボズボと駅まで歩く。 皮肉なもので、いつも遅延やキャンセルが多い電車のラインはこんなとき意外と普通に走っていて、多少の遅れはあったものの、いつも通り1時間ほどの乗車時間で地元駅に到着。 そこから我が家まで、通常 10 分ほどのところ、再び渋滞の中を3時間。 で、7時間かけて帰宅したのは夜 10 時。長かったぁ。。。 しかし、道路のいたるところにスリップやガス欠やトラブルで立ち往生したり、乗り捨てられた車が何台もいて、その合間をこっちもズルズル滑りながら、上り坂に止まってしまわないか冷や冷やしながら、通り抜けてきたことを思うと、無事に帰宅できただけでもありがたく思わないと。 途中の道路脇には、「あ、あそこにも立ち往生の車」と思いながら横を通っていくと、夜の闇と同じ色、真っ黒になって窓ガラスもトランクもボンネットも崩壊した、『本当に往生した車』が止まっていた。 どうやら上り坂でこれ以上前に進めなくなったのか、何度も思い切りエンジンを噴かせて進もうとしたんでしょうね、エンジンが炎上したようで、焼けた車になっていました。 翌朝(本日)もまだそこに … 通りすがりの LLAMA (夫)が撮影

銀のスプーン

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昨日は午後から息子を夫の実家に預けていた。 息子をピックアップし帰宅すると、「見てみて、これ♪」と夫。 いつも使うのよりもだいぶ"柄"(持ち手)の短いスプーンが3つとフォークが1つ。 どれも日本の喫茶店のコーヒーについて来るくらいの長さのもの。 話を聞くと、これはベビー用のシルバーウェアとのこと。 どれも銀食器で、そしてそれぞれお義母さん、お義父さん、夫の物だったらしい。 お義母さんのベビースプーン。 柄のところにお義母さんの名前が入っている。 お義父さんのベビースプーン。 "Mein erster Loffel" ドイツ語でMy first spoonfulと書かれたデザイン。 柄のデザインが同じベビースプーンとフォークのセットは夫のもの。 どれも10㎝くらいの小さな銀製スプーンとフォーク。 子供が産まれると、こんなふうにその子用のスプーンやフォークを用意し、また人生で初めての食器としての記念にもなる。 実家のおもちゃ も然り、こんなふうに小さなものも大事に保管してくれていて、またそれを我が家へ受け継がせてくれることをとてもありがたく思う。 現在、すでに何てことのないプラスティック製のベビースプーンを使用している我が家。 「初めて」には出遅れてしまったけれど、記念に息子にもシルバーウェアのベビースプーンを用意してあげたいなと、ロマンチストな私達はテンションがあがっているところ。 心をこめて綴ります バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします にほんブログ村

日本のに比べアメリカのパッケージったら

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日本のパッケージって本当に素晴らしい!というのはずっと常日ごろから思うこと。 日本からのお土産なんかで、お菓子の詰め合わせやチョコレートやお煎餅でさえ、それはもうステキな箱に入っているものだと感動する。 箱が紙製であっても、その頑丈さや丁寧な構造と組み立て、また中の仕切りや飾りの凝ったデザインなど、「手がかかってるなぁ … ♪」としみじみ思うものが多いのです。 (そしてそんなしっかりで貴重な箱は、中身を食べた後もきちんととっておいて物入れや収納に使う我が家。) 丁寧なパッケージは何も特別なお土産だけでなく、日用品や日頃の食品を包むものにも言えること。 例えば、、、ペットボトルのラベルをはがす点線が入ってるとか、開封後もちゃんと蓋が閉じるよう設計されてしかもちゃんと機能する開け口とか、「ここから開けてね」又は「こっち側のどこからでも開けられるよ」と書かれその通りにちゃんと開けられる袋とか(しがない我が家で挙がる例は全て庶民的な品ばかりだけど)。 こんなに多機能なうえに、包装自体がしっかりしかもキレイで気が利いている。 こないだなんて、、、 雨の日の遅い帰宅で、魔が差して食べたバーガーキング。 チキンナゲット用のランチソースのパッケージを開けようとしたら、蓋シールが 3 分の 1 のところで破れて開いてしまった。 こういうの、割り箸が不均等に割れてしまう確率よりよく起こるので、「あーあ、またこんなになったよ。」とボヤきながら狭い開け口にナゲットを突っ込むようにディップしていると、、、 傍らでは夫が「そんなんマシだよ … 俺のなんてさぁー」と、 もっと切ないことになっていた。 ナゲットどころか、ポテトさえ入るスキがありゃせん。 かわいそうだけど、あまりの「ちっちゃい開き具合」に笑わせてもらい、 更には、かわいそうだし早く食べたいしでイライラしている夫をよそに、2つ並べた図の写真を撮る私は鬼嫁だった。 こういう不具合は日本のパッケージでもたまにあることでしょう。 ただ、不具合の起きる頻度はアメリカの方が断然多い、と何年かこちらに住んだ経験から思う。 まぁ、蓋がキレイに開かなくっても、はたまた一回開けた蓋をまた閉められる構造になっていなくても、、、 「ココから

闇が来る前に、、、

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Daylight Saving (サマータイム)が終わり、時計を1時間遅らせもとの時間に戻したため、1時間得をした気分の週末。 そのため、時間はもとに戻ったとは言え、感覚的には先週までよりも「朝が早く明るくなって、夜も早く暗くなる」かんじ。 NYCあたり、冬は午後4時半になればもう暗い。 仕事が終わってオフィスを出ると本当に真っ暗だったりすると切ない。。。 NYCの街中だと、周りの照明や人通りなどで、暗くなっても活気があるのだろうけれど、マンハッタンから一歩出たところの私の職場近辺は、夕方を過ぎると暗い・人いない・物騒な場所になる。 なので、できるだけ真っ暗になる前に帰路につきたく、朝からちゃっちゃと仕事を進めていくことが肝心。 今では子供との時間のためにも、早い帰宅が大事になっているのでなお更。 仕事と家庭と、上手にバランスをとっていかなきゃいけないな、、、と思いながら、今日もこれから出勤です。 心をこめて綴ります バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします にほんブログ村

毎年この時期に現われる衝動

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先日、通勤電車の中で「編み物」をする女性を見て、さっそく影響された私。 それになんだか、毎年この時期になると「編み物」がしたくなる...ロマンチストなのかもです。 さっそく毛糸を探しに、クラフト用品でおなじみのMichael'sへ行ってきました。 数日前にハロウィンが終わったタイミングなので、ハロウィン関連製品やデコレーションは店の片隅で70% OFFなどのクリアランス中。 売り場の多くは、すっかりクリスマスグッズで埋め尽くされていました。 クリスマスの前に今月は「サンクスギビング(感謝祭)」があり、サンクスギビング商品も並んではいたけれど、、、やっぱりクリスマスの存在には叶わない。 一般的なアメリカでは一番大きなホリデーがクリスマスなので、それに関する商品もダントツに多く、商戦にも力入ります。 例年の我が家はサンクスギビングが終わるまでクリスマスムードは始めないので、まだ今は準備も無し。 もう少ししたら、鉢植えのモミの木と、息子の成長に合わせての「1歳のクリスマス記念」とする2019年用オーナメントの気に入るものを探しに行こう、と考えている程度だけど。 というかんじで、今のところクリスマスグッズを物色することもないので、お店の一番奥にある編み物・毛糸のコーナーへと進み、プライスダウン中の毛糸玉2種類を買って来た。 一つはパープル系マルチカラーの大容量玉。 もう一つは、毛糸というよりはマイクロファイバー素材の極太タイプ。 サイケなニットキャップを作りたいと思っていたけど、予定はマフラーに変更。 冬の首元を温める目的も然り、模様無しで単純なマフラーなら編み目数とか数えなくて良いし、サイズや減らし目のことも気にせず、ただひたすら「行って帰って」の編み進めでそのうち出来上がるから、という理由で心変わりしました。 ただひたすら手を動かし作業している時というのは、頭の方でも色々な思いを巡らす作業をするようで、考え事をするにもちょうど良いのです。 これまで何度か編み物した経験があり、編むための針は数種を数本ずつ持っているので、毛糸だけ調達してさっそく今日から開始。 さて、、、冬本番までにマフラーは完成するだろうか... この毛糸玉とか編み棒は、間

ちょっとした脱線

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今朝も NJ Transit の電車は遅れて走っていた。 以前の投稿 でも書いたように、このあたりの公共交通機関は少々遅れがでるのは日常茶飯事。 NJ Transit のサイトを見ると、「機材の故障の関係で遅れ」とだけあったので、私も「いつものことか。」と思った程度。 しかし乗った電車の車内アナウンスであとから聞こえてきたのは、マンハッタンのペンステーション発着便に最大2時間の遅れが出ているという内容。 すでに通勤時間が始まっている 7 時台に2時間とはオオゴト。 (というか、2時間も遅れるとどの電車がいつ走ってるかも関係なくなるほど。) 何かあったんだと インターネットでチェック してみると、 『 minor derailment 』 「軽い脱線」だと。 脱線に軽いも重いも無いだろうに。。。 ケガで言うと minor injury は“軽症” minorの反対はmajorだけど、 例えば英語で「 Nothing major! 」 (majorじゃない) と言えば「大したことは無いよ。」な感覚の一言。 レールの上しか走らない電車が脱線してるんだから、脱線してる時点でもう重大なことだと思うのだけど、この derailment の場合の軽い/重大は何で決まるのだろう? (まさか死傷者が出て初めて“重大な脱線”になるのだろうか … ?) この『 minor derailment 』って言葉は今日が初めてではなく、これまでに何度か聞いたことがある。その度にとても違和感があってならないのだけど。 ・・・いや、そんなに何度も聞いたことあるほど脱線しちゃいけないはず、まずは。 (今朝脱線した車両自体は NJ Transit のものではなく Amtrak の電車だったけれど、その影響で NJ Transit にも遅れが出てアナウンスが流れていた。) つい数日前には、同じ NJ Transit で こんなニュース を聞いたばかり。 「帰宅時間の電車が電気系統の故障で止まり、更に運悪く止まった場所が橋の上で、乗客を乗せたまま立ち往生。 電気が切れたため空調・換気も無く、混み合った暑い車内に乗客は2時間近く閉じ込められた。」 車内はもの凄いストレスになることは間

紅葉のメカニズム~木を見て人を思う

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一日の業務量が少なかったことから、思い切って昼前には仕事を早退させてもらった今日。 夫LLAMAが仕事で出かけていたため、午後は息子と珍しく「平日の昼間に二人っきり」の時間を過ごしました。 息子が午後のお昼寝中、私もリビングで一人寛いでいた時ふと気づいた窓の外の紅葉。 ROCKIN' WASABI Instagram いつも真っ暗な時間に家を出て、早く帰宅する日でも家に着く頃にはもう薄暗い季節なので、家のまわりがどれくらい紅葉してるのかなんて、そういえば気づいていなかった。。。 あっという間に木々が赤・黄・オレンジ・茶に変わり、秋の鮮やかな風景になっていました。 葉の色が変わる紅葉のメカニズムはとても面白い。 木々が冬を越せるように、葉に存在する養分を枝→幹へ戻し、葉を落とす用意をするのだそうです。 その養分というのが光合成に欠かせない緑色のクロロフィル(葉緑素)。 それを葉から抜き取る=緑色の色素が葉からなくなり、そして緑以外の残った色素だけが葉の上に見えるようになるので、これが私達が呼ぶ色の変化=『紅葉』となるそうです。 木の種類によって緑を抜いた後に残る色素が様々なため、赤・黄・オレンジ・茶、時には濃い紫など、紅葉の色合いも多様なのです。 そして養分を抜き取り地面に落とした葉は、木の足元である土をまもり、また根から吸収する養分となる窒素を作り出す役目をするというのですから、自給自足というかリサイクルというか、とてもうまくできているなと感心します。 気温の変化でこのメカニズムの電源が入り、毎年冬支度をして寒い季節に備える木々。 見た目のカタチや大きさや色は違えど、みんな生きるために活動しているのか...と、色々人種や見た目のことがとやかく言われながらも人はみんな人であることに変わりなく、ただその人の人生を生きている、、、なんて、人間とオーバーラップした思いをめぐらせた今日の昼下がり。 センチメンタルも秋のせいかしらぁ。 心をこめて綴ります バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします にほんブログ村