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仕切り直し&新しいブログ

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仕切り直し。 これからは新しいブログ 『たちまちWASABI』 を覗いてみてください。 心をこめて綴ります バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします にほんブログ村

今年の我が家のMemorial Day

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「暑さ寒さも彼岸まで」と言う言葉があるけれど、それに似たような感じ(?)か、アメリカの「夏」は Memorial Day の休日に始まり Labor Day の休日に終わる。 昨日 5 月 27 日(月)は、始まりのほうの Memorial Day 。 「夏」の始まりを告げる日なので、プール開きがあったり、ビーチが賑わったり、各地で夏らしいアクティビティを楽しむ人が多かった休日。 アメリカの夏のアクティビティの一つとしては、公園などの屋外や自宅の庭で BBQ をするのも人気。 我が家もそれにもれず、自宅で BBQ を実行。 小さい助手を従えた BBQ 奉行の夫が炭の火をおこして開始。 焼いたのはドイツソーセージのブラートブルスト。 助手は早くも退屈にウロウロ...  野菜はパプリカとマッシュルームを用意  スモークチップを投入したグリルに野菜も入れて一緒にグリル。 そしてスモーク。モクモク・・・   そのままディナーはお庭でと思っていたところ、夕立がやってきたので屋内へ持ち込み。 サイドに白米ってのが、和洋折衷というか、有り物を食す我が家らしいというか、、、  そして、このプレートの奥にちらりと写ってる『 Yundo 』というソースがグリルした野菜にぴったりで非常に美味い♪ ある日、近所のオーガニック系スーパーで買い物をしていた時、売り子さんがおすすめしていたと夫が見つけてきたもの。 醤油ベースに野菜エキスがミックスされたようなかんじのもので、とてもサラっとしたソース。ちょっと酸味があるかんじ。 オイルなどと合わせると美味しいドレッシングになるらしいのだけれど、こんなかんじでただグリルした野菜かけたり、炒め物の味付けや、オリーブオイル+ガーリック+これ→パスタにもいけるので、最近我が家で重宝している一品。 韓国系製品のようなので、韓国系スーパーなんかでも扱っているのかも … ? ソーセージはドイツ 白米は和式 おいしいソースは韓国 バラバラだけど、それぞれ美味しくて満足したので我が家の Memorial Day BBQ は結果オーライとする♪ 心をこめて綴ります バナーをワン

2017年の妊娠話:安定期にフィリーへ旅行

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フィリーとは、フィラデルフィアの愛称。 今年は先週末に「 桜祭り 」が行われていたフィリー。 2年前のちょうど今頃に妊娠の安定期を迎えていた我が家は、その当時も開催されていた「桜祭り」でのお花見を兼ねて、それが当分は最後となるであろう「夫婦水入らずの旅行」にフィリーへ行って来た。 フィリーへは、我が家あたりからだと車で2時間ほど。 最後の羽延ばしに、妊娠安定期にはもっと遠くや海外など、大型の旅行へ行く人も多いようだけど、『ビンボーヒマも金も無し』の我が家は、“近場”にした。 日帰りもできる距離だけど、週末の1泊2日にしたのがせめてもの贅沢で♪ 土曜日の昼間に到着し、美術館 バーンズコレクション に行き、定番 フィリーチーズステーキサンドイッチ を食べて、夕方は夫の希望で、「太鼓のワークショップ」というものに行って来た。 「太鼓のワークショップ」は桜祭りに合わせて開催されていた『実際に和太鼓を叩いて演奏してみよう』なイベントで、夫がどこからかその情報を入手し行ってみたのだけれど ,,, 実は、参加には事前予約が必要だったようで、しかもイベントは定員に達していたため当日申し込みは不可だった。 しかし、スタッフや太鼓インストラクターの方達が新設フレンドリーで、こんな「なにも準備せずひょっこりやって来た」私達に見学を許可して椅子まで用意してくれたので、しばし会場の隅っこでお邪魔にならないようワークショップを見せてもらった。 安定期はもうお腹の子供の胎動が感じられる頃。 インストラクターの指導に合わせて 20 人程の参加者が大小色々の太鼓を叩き、和太鼓独特のドンッという振動が私のお腹につたわるたびに、ドンッと中から叩き・蹴り返してくる我が子。 あれはとても面白い体験だった。。。 太鼓が聞こえない静かな時は、私のお腹も静か。 ワークショップの演奏が始まり太鼓が鳴り響き始めると、私のお腹もドンドコドンドコ … と。 楽しんでいたのか、びっくりしていたのか、外の音に負けじと動き回っていたのか、お腹の小さな住人も見学に参加させてもらったのでした。 そして、ワークショップの休憩時間には、見学者の私達にも太鼓を叩かせてくれたインストラクターさんの親切さに感謝。

2017年の妊娠話:エクササイズのすすめ

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ROCKIN' WASABI Instagram 日本でもそうだと思うけど、私が経験したアメリカでの妊娠でも「体重の増え過ぎ」には十分に注意するようにと言われた。 体重は急に増えてもダメ、増えないのもダメ、毎月同じペースでなだらかに増加していくようにと。 私は日本での妊娠出産経験がないので、日本での様子は読んで聞いた話のみでの知識だけれど、エコー検査の回数や、各種検査や、またお産に向けてのレッスンや指導など、アメリカでの体験に比べると日本は本当に至れり尽くせり。逆に「アメリカの検診や指導はテキトー」なかんじさえする。 テキトーというのは、クリニックがちゃんと診てくれないというわけではなく、良く言えば基本はおさえてあとは個々にお任せ、各々が決めてねというかんじかも。 それは、これから初産を経験しようとする妊婦さんには、「これ」というガイドラインが無いようで不安に感じられることかもしれない。 でも、、、世に出てくる前のお腹にいる時から相手は人間なわけで、それを抱える妊婦さんも人間で、、、するとどちらも体の作りや体力や生活、または親になる方の考え方も様々なぶん、「はーい、これが“普通”ですよ。ここにいれば安心ですよ。」みたいなガイドラインが無い方がのびのびできる(反面、選択や責任の義務がかかってくるけど)のかもしれない、とも思う。 しかしそんな中、体重管理については、なかなかこと細かに指導をされた。 そして、体力づくりのためにも、毎日すこしずつ運動をするようにというアドバイスも受けた。 その運動としてすすめられたのは、朝夕の1日2回、各 20 分ほどのウォーキング。 ちょっとそこらを散歩するほどのことのようだけど、仕事をしながら平日の朝夕にというのは難しく、正直なところ指導されたようには実行できなかった。 だって、、、仕事に行く前って、早朝で真っ暗だったし、特に冬のうちなんて帰宅時にも真っ暗。近所を歩くと言っても、暗闇を行くのは妊婦にはなかなかのことだもの。。。 結局は、毎日の通勤で電車の乗り換えや駅の階段の上り下り、バス停からオフィスまでのちょっとした徒歩など、「仕事に行くこと」が平日の運動となり、あとは週末に散歩や買い物でウロウロするのがウォーキング代わりとなった。 じゃあ、もしも妊

2017年の妊婦話:クリニックでの食事指導

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前回の血糖値検査 で少し触れた、私が受けた食事指導をもう少し詳しく。。。 妊婦にとって、それが直接胎児の血となり肉となる自分の食事はとても大事。 私が通った出産前クリニックでも何度か食事に関する指導があった。 ただ、、、 アメリカに住みながらも、食べているものはきっと日本のみなさんと大きな変わりはない我が家。 日本食好きの夫のおかげで、また料理嫌いの自分のおかげで、家での食事にはもっぱら「簡単有り合わせの日本の家ご飯ぽいの」が並ぶこと多し。 レシピを見てまでファンシーなものを作る気が無いダメ嫁ゆえのこと。 そして、夫も私も野菜好きで、肉はほどほどで良く、できれば美味しい魚が食べたいタイプ。 そうなると、食事指導をする側からすると、あまり指導する部分が無いみたい。 というのも、私が通った庶民派クリニックで検診を受る人達は、いわゆる有色人種のマイノリティと呼ばれる人達、または生活保護を受けている家庭の妊婦さんの来院も多いところ。 食費を削って生活する人たちは、日々の食事もジャンクフードに頼りがちな現実もある。 ( $10で買えるものは 、ファストフード店ならセット2人前。でも同じ $10 で、栄養バランスを考えたサラダは1つ買えるか買えないか。) そのような人達にする、「ジャンクフードや冷凍食品は控えてね。ソーダやジュースは砂糖がいっぱいだからね。」という食事指導からすると、我が家の質素な日本ご飯には野菜・ミネラル・食物繊維も多く、脂質もコレステロールもカロリーも控えめで優良らしい。 概ね問題が無かった私の食生活。 しかし、指摘されたものがひとつ、、、それはカルシウム。 とにかく「牛乳を飲め」と。 でも牛乳あんまり好きじゃない。 牛乳を飲まずしてどうやってカルシウムを摂ろうかと考え、ヨーグルトにしてみたり、チーズに置き換えてみたりもした。 日本にいれば、小魚や高野豆腐や小松菜や … と身近に色々カルシウム食品があるけれど、こっちではなかなか。 日系・アジア系スーパーに行けば手に入るけれど、どうしても割高なので毎日の贅沢はできない。 私が経験したこちらの食事指導でカルシウムといえば、とにかく牛乳。牛乳を飲んでれば良いからと言われる。 しょうがないので思い出したよう

2017年の妊娠話:妊娠糖尿病検査

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頭痛、胸やけ、むくみ、イライラ、腰痛、不眠、肌荒れ、、、、 それはもう、考えられる体調不良で起きないものは無いのではないかと思うくらい、妊娠という現象は多種多様な症状を巻き起こし、また人によっても現れるものが様々であるみたい。 そしてマイナーな不調もあれば、重いものもある。 その重いもののひとつに「妊娠糖尿病」というものがある。 私はある日の定期健診での血液検査で、血糖値が「高め」と指摘されたため、その後血糖値の検査を受けることになった。 「高め」と言うのも、その時の私の数値はまだ「 OK な範囲内」でありながら、数値がその範囲の上の方(中の上?)に位置しており、普通なら「良し」とするらしいのだけど、、、 なにせやっぱりついてまわる「高齢出産」という身分のため、念のためで検査をすることになった。 クリニックでの検査の予約はいつもの午後3時。 検査開始前1時間は何も食べてはいけないと言われていたので、正午に仕事を早退して駅で電車待ちの間にランチをかき込み、電車で地元に戻ってその足でクリニックに向かった。 そして検査の始めに「これ飲んでね。おいしくないわよ~♪」とナースのおねえさんに渡されたミニペットボトルに入った透明な液体。本当に美味しくなかった。 ぬるくて透明でフラットな(炭酸の抜けた)オレンジソーダ、ようは甘―い砂糖水にオレンジの味がつけてあるもの。 それからは「何も食べず飲まずで(お水もだめ)1時間後の採血まで待ってね」の指示通り時間を潰すことに。 クリニックの待合でぼーっと待ってても時間が長いだけだし、この日の検診ももれなく恒例の「良いお天気」だったので、 いつもの Nyack の公園 へ散歩に出かけ、外の空気を吸ってまたクリニックに戻った。 そして採血。 結果は後日、問題がある場合のみ連絡が入るので、その日の採血後は「低糖を心がけるように」という趣旨で、栄養士さんからの食事指導のカウンセリングを受けるのみで終了だった。 食事指導でまず言われたこと、「炭水化物は1日1カップ(約 240ml )までに抑えてね」 「いや、無理でしょ。。。」と私の心の声。 妊婦でしたので、液体炭水化物は摂っていなかったものの、ご飯・パン・麺類等ぜーんぶ対象で1日1カップだけと

Nyack Street Fair 春だ♪

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ここ数回書いてる過去( 2017 年)の妊娠~出産体験の合間に、昨日のことを。 Nyack という町で行われるストリートフェアに行って来た。 以前のブログ( こちら とか、 こちら )でも書いている、ロックランド郡で行われるストリートフェアでは一番大きいもので、 Nyack のメインストリートあたりにたくさんのベンダーが並ぶ。 我が家もできるだけの混雑は避け、開始時間の午前 10 時少し前に到着してみたけれど、すでにたくさんの人で賑わっていた。 ROCKIN' WASABI Instagram 昨日のNyackのフェアは、 「春」のストリートフェア。 屋外イベントなので、通常のストリートフェアは寒い冬の間には行われない。 そのため、ストリートフェアが始まる=春が来た!という感じになる。 昨日はお天気が良く気温も上がり、日陰は肌寒いけど日向を歩くにはちょうど良い気候でもあったので、きっと野外での春のフェアを楽しみにしていた人達がたくさん集まっていたのだと思う。 ストリートフェアの楽しいところは、食べ物・アパレル・アクセサリー・雑貨・アンティーク・アート・ペット用品などなど、大企業ブランドではなく地元やこの近辺の個人経営ベンダーさんが出店しているところ。 オーガニックや地産地消、エコ商品など、人や環境に優しいものもたくさん。 そして、小さな地元メーカーさんが拘って作るものならではの、ユニークで他では見ない物なども売られている。 今回、はじめて見て買ってみたもの。 ウォッカ+コールドブリュー(水だし)コーヒー+バニラ のお酒、『Cowboy Coffee』。 そのままロックでも良いし、ホワイトルシアンなどのカクテルにしても良い。 ロックランドからもっともっと NY 州を北上し、州都の Albany も過ぎたあたりにある、 SpringbrookHollow Farm Distillery というところ が製造しているお酒みたい。 そして小腹がすいたところにタイミングよく見つけた、クラブケーキのベンダーさん。 大好きなクラブケーキがコールスローといっしょに挟まれたサンドイッチは、それはもう食べにくいのだけど。。。でも、お構いなしに大口でほおばって美味しさを堪能した我が

2017年の妊婦話:出生前検診のこと

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前回のポスト で2年前の妊婦だった頃を思い出し、とても懐かしい気持ちになったので、ここからしばらくその頃のことを思い出しながら書いてみようかと思う。 産後に落ち着いたら書こうと思いながらネタとしてはためておきながら、書くにいたらなかった2年前( 2017 年)のことを。。。 ……………………………………………………… 2017 年の妊婦話 『出生前検診のこと』 ROCKIN' WASABI Instagram 懐かしく2年前を思い出して書くわりには、いきなり難しい話題かもしれないけど、、、 出生前検診、日本のニュースでも最近これについてレポートしていた気がする。 妊娠の早い時期に血液検査、またはその先に羊水検査等で、胎児の染色体を調べて先天性の障害などの可能性を診断するもの。 必須ではなかったけれど、私は「高齢出産」の枠に入る年齢だったのもあり、また第一段階の血清マーカーテストは保険でカバーされて費用負担も無かったので(アメリカの医療費においてはここ肝心)、私も夫も特に迷うこともなく検査を受けることにした。 クリニックからは「次回の検診時には Paternity Test(出生前検査) が受けられるよ。血液検査で赤ちゃんの DNA を調べて先天性の異常を診断するもの。受ける?」という説明。 エコー検査を受けるようなもので、胎児(と私)の状態を調べるのに受けられるものは受けておいた方が良いでしょ、という感覚だったので「受けない」理由は何もなくすんなり受うることにした。 私の知るところ、アメリカでの出生前検査「 Paternity Testing 」には年齢制限や規制は無いもよう。 妊娠の定期健診の一部にオプションとしてあり、希望すればだれでも受けられるらしい(費用負担は保険によって様々だと思う)。 血清マーカーテストの結果は「所見無し」。 そのため、その後の精密検査は受けなかった。 ラボから血清マーカーテストの結果が出るまでは、たしか1-2週間だったと思う。 検査を受けることに抵抗は無かったものの、結果が出るまではそれなりに少し緊張した毎日だった気がする。 今になれば「たら」「れば」の話になるけど、もしも検査結果が逆だったとし

Nyackで公園遊び、思い出すマタニティ

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気温が20 度まで上がった先日の土曜日。 こんなに暖かくてお天気良いなら♪と向かったのは、、、 Old World Food Market … 経由の、 Nyack Memorial Park 。   さっきのお店のデリ・バッフェコーナーで詰めたランチを携え 、青空ごはんと息子の公園遊びに行って来た。 ここは、 Nyack という町にあるハドソン川沿いの公園。 広場や子供用のプレーグラウンド、バスケットボールコートやスケートボード場もあり、施設が充実している。 川沿いはビーチ(泳ぐのは禁止。というか、誰もこの辺のハドソン川では泳ぎたくないだろうけど。)になっていて、カモが浮かびカモメが飛び交う水辺まで行ける。 何年か前に建て替えられてずいぶん短くはなったけど、板張りのピアもあり水上で景色と風を楽しむこともできる。 広場~ピア~ビーチをお散歩し、最後にプレーグラウンドで息子を遊ばせてきた。 週末の、しかもおそらくこんなに気温が上がったのは今シーズン初のお天気の良い午後だったので、フェンスで仕切られたプレーグラウンドは親子連れで大賑わい。 やっぱり、寒くて長い冬の後は、みんな外に出たいのは一緒だ♪ 息子はミニ滑り台で遊んで、初体験の砂場へ突入。 どんな反応をするかと観察したところ、しばらく砂を用心深く指で突っついて確認。その後、砂の一粒一粒を摘まんでいるのではないかと思うくらい、指でほんのちょびっとずつ砂をつかんでは、ポイと地面に落としていた。 この公園、妊婦の頃に定期健診の後に夫とよく立ち寄った場所。 ちょうど2年前の今頃、お腹もしっかり目立ってきつつもマックスサイズにはまだまだ、体も動くし安定期で一番「妊婦」を楽しめた妊娠6~7カ月頃だった。 定期健診の日は、いつも午後から仕事をお休みさせてもらい、夫と一緒にクリニックに出向いていた。 幸い順調な妊娠で体調も良かったので、検診の日はちょっと緊張しながらもいつも楽しみに行っていたもの。 面白いもので、検診の日はいつもお天気が良く、日差しも暖かい麗らかな日ばかりだったのを覚えている。 そんなだったので、検診後は散歩とリフレッシュを兼ねてこの公園によくやって来て、夫と二人で一息つきながらのんびりした

図書館で洗礼を受ける

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さて、早くも再び週末だけど、先週末の日曜日のこと。。。 夫の用事に合わせて一緒に外出し、その用事が終わるまでの1時間半ほど、息子と2人で図書館で時間を潰していた。 図書館は郡内の West Haverstraw というところにある、町の公立図書館。 「子供図書セクションに行けば、絵本やおもちゃなどもあるだろう。息子が飽きたら、お天気も良いし傍にスーパーやドラッグストアもあるので、散歩や買い物に行けばよいか」というのが作戦だった。 自分で歩き回るようになってからは、息子にとって初めての図書館体験だったのでどうだろうかと思ったけど、いつも家では見ない本やおもちゃに夢中になれたようで、結局は夫の用事が終わるまで図書館で楽しく過ごすことができた。 しかし、こうして自分で歩いて動いて、単語のバラバラながら思ったことを喋りコミュニケーションをとることを始めると、他の子供達と関わる機会も増えてくるもの。 図書館の子供用プレイエリアで息子と遊んでいた間、なにやら息子に近寄って来た男の子達がいた。 2人とも息子より年齢は上で、一人は3歳くらい、もう一人は5歳くらい。 始めにやってきた推定3歳児は、しばし遠くから息子の様子を見ており、息子もそれに気づいた様子。 息子より背が高いため本棚の上に並べられたぬいぐるみに手が届き、自分で j 好きなぬいぐるみを取って遊んでいた。 それを見た息子は、「あ、いいな。ボクもそれ触りたい。」という眼差しを送る。 それに気づいた3歳児は、ぬいぐるみを持って少し息子に近寄ってくる。 息子は「来た♪」と思い、近寄りぬいぐるみに手を伸ばす。 しかし、さっとぬいぐるみを避けて抱きかかえ、息子を後にし彼のお母さんの方に駆け戻る。 息子「・・・。」 彼のお母さんは「あらあら、シェアしてあげないとだめよ。」と彼に言う。 そして再び3歳児がぬいぐるみを持って息子に近寄る。 それに応え息子は、傍のソファに置かれていた2冊の本、お姫様と人魚姫の本をつかみ、何度も「ボボック」( ”book book” 息子語で本を意味する)と言いながら3歳児に差し出す。 しばし「・・・は?」という顔をし、またぬいぐるみを持って去った3歳児。 2冊の本を持ったままそれを見つめる息子。

おばあちゃん、またね。

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先月、祖母が他界した。 広島の実感の祖母で、一緒に育ったおばあちゃんだったので、とてもとても寂しい気持ちでいっぱいだった。 祖母にとって私は初孫だったのもありたくさんの時間を一緒に過ごした分、そして私はこんな好き放題な孫だっただけに、星の数よりもきっとずっとはるかに多い心配と迷惑をかけてきた。 そしてそんな出来の悪い孫は、ひょっこりアメリカへ行きそこで家族を持ち、あまり広島には帰って来なくなった。。。 そんな私だけど、祖母の命が短いと知った時から、「サヨナラの時は急でも一時帰国しよう」と考えていて、職場の上司にも事情を伝え、家では荷造りもしていた。 一時帰国するなら、夫の仕事や我が家の経済事情もあって、私一人が帰省する予定にしていた。 夫も、うちから車で 10 分ほどの夫の実家も、「急な帰省中は息子の世話もするから、何も心配せず遠慮なく行って来たら良い。」と言ってくれて、その言葉に甘えさせてもらおうと思っていた。それに夫・夫の実家も巻き込んでみんなで育児をしている我が家なので、安心して息子の世話もお願いできる状況だった。 そして亡くなったと実家から連絡があった夜も、日本の家族に帰国することを告げていた。 葬儀や諸々の手配で忙しい実家の家族からは、近い距離では無いことやこちらの家族のことを考え、逆に「無理には帰省しなくても良いよ」と言われた。 それでも、それでも、ボロボロ涙を流しながらパソコンを開き翌朝のフライトチケットを購入しようとしていたけれど、、、 どうしてもチケットを購入するまで進めず、帰国するのはやめて、 NY にとどまることにした。 いくら夫の実家が協力的でも、夫には「後悔しない?本当にいいのか?」と言ってもらっても、私のこっちの生活と家族を置いて一人で帰省するのは違う、、、と、最終的に私が思ったから。 それに、息子のことをおいて私だけが最後のお別れを言いに行っても、きっと祖母は嬉しくないかも、と思った。 「あんた、子供や家族置いてまで来んでええよね。」って。 そして今回初めて「遠く離れた場所で暮らす」大変さはこういう事かと痛感し、留学・結婚を経ながらもこれまでいまいちハラがくくれていなかった自分にも気づいた。 昨年の年末から今年の年始に帰省した際(1歳半