クラスの課題でブルックリン美術館へ
今週から新しい学校でのクラスがスタートしました!学校も人も教授もみんな新しい環境です。
今セメスターの私のスケジュールは、授業のある日が週に2回、水曜日と金曜日。
僻地からの交通費を抑えるために2日にクラスを詰め込んだので、学校に行くのは2回だけ、
その代りその2日は朝から夜までキャンパス滞在、文字通り朝5時起き→深夜0時前に帰宅、の日程です。
ということで、初クラスは明日水曜日だけど、
とあるクラスの教授からさっそくメールで課題が出ていたので週末に美術館へ出かけました。
ブルックリン美術館です。
美術館の近く、ブルックリン在住でアートを学ぶ友達を誘って行きました。
ブルックリン在住の友達曰く、メトロポリタンに比べると地元の人が多く、とくに第一土曜日の小売りチェーン「ターゲット」がスポンサーで行う入場無料のイベント「ターゲット ファースト サタデー」には、近所ブルックリンの住人達がたくさん集い、音楽やダンスを楽しんでいるそうです。
私もぜひ参加してみたい♪
さて、クラスの課題とは特別展を見てくること。
こちら、
「Swoon: Submerged Motherlands」
Swoon(スウーン)はブルックリンを拠点として活躍する女性アーティスト。地元ブルックリンでのストリートアート展開からはじまり、いまでは美術館での作品所蔵や今回のようなインスタレーションの特別展示も世界各地で行われています。
ブルックリン美術館でのインスタレーションは、ドーム状の大きな吹き抜けのある展示室で行われていました。
中央にそびえた樹木を更に大型の作品が周りを取り囲む大きなインスタレーションでした。
蜂の巣状につくられた天井が、「わぁ~♪」
・・・なんて、のんきに見ている場合ではなく、
クラスの課題のためにしっかり見ておかなければ、です。今セメスターではしばしばこの展示についてのディスカッションをするので。。。
ここはブルックリン美術館の中のお気に入りの一つ、ストレージ(倉庫)状の展示室です。
ふだんは見られない美術館の裏側、美術品が保管されている様子を見られるようになっています。
引き出しを開けると、所蔵品が丁寧におさめられていて、美術館職員になったようなワクワクです♪
浪漫です♪
今回のこの美術館へ行きSwoonの展示を見るという課題は、「History and Meaning of Museum」というクラスから出ています。
FITで私が専攻する「Art History and Museum Professions」とうメジャーの中で、美術館の歴史とあり方を学ぶクラスです。
NY最大のメトロポリタン美術館と比較して相違する点も見てきました。
例えばはじめに挙げた客層違い、ターゲット主催の無料イベント、ストレージのような展示室などに加え、
今回見たSwoonもアクティビストとしても活動するアーティスト。
また、ジュディ シカゴのフェミニズムアートが常設されていたり、ケヒンデ ワイリーの人種(社会における黒人のポジション)を題材にした作品(↓)が1Fロビーに大きく設置されていたり。
また、1Fの「Great Hall」では、作られた場所(国)や時代の垣根もとび越えて、「Places」「People」「Things」というテーマで繋がった作品が同じ空間で展示されています。
(鎌倉時代の仏像の傍にガーナの棺桶やアメリカのデコラティブな鏡など...)
メトロポリタン美術館がその規模の大きさで大都市NYCを象徴するのであれば、
ブルックリン美術館は、多彩な人・文化・アイデンティティが交差する街NYCを象徴しているようにもみえる、そう思います。
・・・と、アート業を目指すヒヨッこ意見です。
メトロポリタンは何度も、ブルックリン美術館はこれで3回目ですが、
今回の課題のおかげで二館を比較した新しい美術館の味方ができて非常に面白いです。
考えれば不安にキリはないけれど(笑)
知らなければ学べばいい、そのためにお金払って学校に行くんだから、の気持ちを忘れず参ります♪
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