St. Patrick's DayにMoMA「ビョーク回顧展」へ
昨日はSt. Patrick's Dayのパレードが行われていたNYC。
パレード観客がたくさん集まって賑わう五番街をチラりと横目に見て・・・
そのすぐ近所のMoMAへ、コンテンポラリーアートクラスのフィールドトリップに行ってきました。
場所をいつものクラスルームからミュージアムに移動して、アートの実物を見ながらのレクチャー&各自鑑賞の時間です。
このようなプロフェッサーも同行してのクラス全員でのフィールドトリップは、とくにアートヒストリーの各クラスで1セメスターに1~3回ほど行われます。
テキストやレクチャーで見たような有名または歴史上で重要とされる作品の実物を間近で見られる&体験できるのは、アートHUBであるNYで美術を学べる大きな特権の一つです。
昨日のMoMAフィールドトリップの目的は2つ。
1つは、常設のMoMAコレクションの中の現代アート、
2つめは、特別展として先日スタートした 『Bjork Retrospective(回顧展)』でした。
2つめのビョーク回顧展は、展示を見てこれについてのペーパーを書いて後日提出するという課題がついているので、その事前リサーチのためにも各出版社のレビューを読んで行きました。
それにしても・・・今回のこのビョーク回顧展についてのレビューは、各誌こぞってMoMAの展示を酷評。
出来の悪い展示だと、みんなが揃って言う様子は、
NYC中のアート評論家/ライターがみんなでクチを合わせているのではないか!?と思うくらい(笑)
そんなに「ダメ」と言われると、何が「ダメ」なのか、本当に「ダメ」なのか見ようじゃないか、という心理をあおってる?とか、、、そんな事まで考えながらMoMAに向かいました。
結果、
私、ビョーク回顧展の全容は見られず、、、でした。
特別展入場用の整理チケットが、当日分完売のため。。。
ここまで書いておいて、しかもクラスのフィールドトリップなのに、酷いオチ。
現地集合のフィールドトリップだったため、早めにMoMAに到着して他の展示などを個人的に楽しんでいたというクラスメートは、(それでも何時間待ち後の)整理チケットを一緒に手に入れていましたが、私を含む何人かが到着した頃には完売となっていました。
回顧展は1階ロビーのビョーク使用の楽器(パイプオルガン)設置も含め各フロアにわたって展示が行われています。
2階に設置されたビデオインスタレーションとビョークのミュージックビデオのコーナーは、特別展整理チケット無しでも入場できたので、ここだけ見て来ました。
今のところ、ここから更に面白い展示が見られるといいな...と期待したい気持ちですが、
結局、オーディオガイドを聞きながらビョークの衣装やビジュアルイメージを見られるというメインの展示はまだ見ていないので、各誌がケチョンケチョンに言うほど「ダメ」なエキシビションなのか...?はまだ分かりません。
回顧展全体は見ることができなかったので、また出直します・・・。
昨日はSt. Patrick's Dayのパレードもあったし、今は回顧展が始まってすぐなので特に入場者も多かったのかもしれませんが、、、
ビョーク回顧展目当てのMoMA来場では、早め時間の入場で整理チケットを確実に入手された方がよさそうです。
その後、夕方の街に増えてくる楽しそうなグリーンの人達とすれ違いながら、
「みんなバーやアイリッシュパブでビール飲んでパーティーかぁ~いいなぁ~♪」と思いつつ、
夜のクラスに向かいました。
夜のクラスの終了後、今度は酔っ払いのグリーンの人達とすれ違いながら家路へ。
エンパイアステートビルとペンステーションもグリーン。
時間は夜9時。
みんなまだまだバーなどで飲んでる真っ最中だったのでしょうか、いつもよりも人通り&行きかう車両ともに少なく、なんとなく静かな帰り道でした。
心を込めて綴ります
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酷評なのにチケット完売ということは、逆にすごく注目されてるという
返信削除ことなのでしょうか?
私も見てみたくなってきました笑
ちなみに繁忙期が終わったら私が真っ先に行きたいのは、
ジャパンソサエティー・ギャラリーの「お江戸猫めぐり」です(笑)
源氏物語の若菜上の猫を題材にした、江戸時代の浮世絵の
競作が見られるらしく・・
猫好きとしては、見逃せません笑
kawamukoさん、うちもジャパンソサエティのその展示を見に行こうと言っています♪いまミッドタームの真っ只中ですが(笑)これが終わるとレポート用の美術館めぐりが待っています。そのついでにLLAMAも連れて見に行ってみたいと思っています。
削除お互い忙しい時ですが、がんばりましょう!猫めぐりを楽しみに♪