うちもスーパーボウル、キックオフ直前にモノ思う

今日はスーパーボウルサンデー。
アメリカンフットボールにおける今年のチャンピオンチームが決まる決勝戦で、多くの人がテレビ放送でも観戦するビッグイベント。

スーパーボウルの翌日月曜日は、職場でもゲームの話題となり、その話題についていくために観戦するという人達も多いらしい(本当かどうか、検証したことはないけど)。

私はフットボールのルールも分からず、正直なところあまり興味は無い。
夫のLLAMAは、ルールも分かるしゲームを見れば楽しむこともできるけど、普段ゲームを見ることはまず無い。

そんな我が家も今日は、未だ終わりの見えない引越しの片付けと、一週間分のランチ用と離乳食用の作り置き料理をする傍ら、テレビにはスーパーボウルのチャンネルがON。
LLAMAはゲームの合間に流れる、スーパーボウル放送が初お披露目として制作されたスペシャルCMを楽しみに、私は大好きなアーティストP!nkが歌うゲーム前の国歌斉唱を楽しみにしている。

今年初スーパーボウルを迎える我が家の6ヶ月児は、
目の前のバナナに夢中。そりゃそーだ、まだフットボールなんて分かんないか。


スーパーボウルチャンネルはキックオフの何時間も前から特番となり、対戦チームやフットボールの歴史などにちなんだ話題を一日中放送する。
それに、スーパーボウルの日が近づくと、ニュースなどでそれに関連するレポートや話題が取り上げられることもある。
先日、いつも見るローカルニュースで、フットボールが大好きで選手のサインやレアな写真、歴代の記念品などをコレクションしている年配アメリカ人男性のことがレポートされており、それを見てLLAMAがポツリ、、、
「大好きなアニメやゲームを買ってレアなグッズなんかをコレクションして、大好きなコスチュームでコンベンション(コミコンとか)行ってる人を世の中はオタク扱いするのに、対象がフットボールやベースボールってだけでやってることは同じでも『すげー、COOLなファンだ!』って称えられる。」って。

日本よりもずっと個人や個性が尊重されると言われつつも、やっぱり少数派やみんなが思う「かっこいいや『普通』の基準」から外れていると変な奴と思われ、ひどければ蔑まれ攻撃されることもしっかり存在するアメリカ。
でも、日本であろうとアメリカであろうと、そんな「基準」を気にしてそれで人をジャッジする方がよほど変でかっこ悪いと思うのだけど。
別に「変わり者」や「人とは別」を目指す必要なんて無く、自然に良いと思うようにやれば良い。それが変わってて少数派でも良いし、多数派で「普通」っぽかったとしても良い。

LLAMAの一言を思い出したおかげで、スーパーボウルからすっかりオチがよく分からなくなってきた今日の徒然。

そうこうしているとキックオフまでもう30分少々。P!nkまでもう少し♪
グラスにワインを追加して、テレビ前スタンバイの用意にとりかかるとしよう。


心をこめて綴ります
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コメント

  1. アメリカ人も、自分が属するコミュニティからはずれないように結構気を使ってるし、どこの国に行っても、程度の差はあれ、人間みんな同じだなあ・・と、海外に住んで感じるようになりました。
    バナナを見つめる目力に、大物感を予感します!^^
    大きな目、うらやましい~!♪

    返信削除
    返信
    1. kawamukoさん、そうですよね。案外気を使っている、私もそう思います。
      息子、始めはこのバナナにうまく手が届かず触れなかったのに、気づいたら食いつくように見て触ってとするようになっていました。先日の6ヶ月検診では9ヶ月児の平均サイズのようで、そっちの意味ではすでにオオモノです笑。

      削除

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