日本のに比べアメリカのパッケージったら

日本のパッケージって本当に素晴らしい!というのはずっと常日ごろから思うこと。

日本からのお土産なんかで、お菓子の詰め合わせやチョコレートやお煎餅でさえ、それはもうステキな箱に入っているものだと感動する。
箱が紙製であっても、その頑丈さや丁寧な構造と組み立て、また中の仕切りや飾りの凝ったデザインなど、「手がかかってるなぁ♪」としみじみ思うものが多いのです。
(そしてそんなしっかりで貴重な箱は、中身を食べた後もきちんととっておいて物入れや収納に使う我が家。)

丁寧なパッケージは何も特別なお土産だけでなく、日用品や日頃の食品を包むものにも言えること。
例えば、、、ペットボトルのラベルをはがす点線が入ってるとか、開封後もちゃんと蓋が閉じるよう設計されてしかもちゃんと機能する開け口とか、「ここから開けてね」又は「こっち側のどこからでも開けられるよ」と書かれその通りにちゃんと開けられる袋とか(しがない我が家で挙がる例は全て庶民的な品ばかりだけど)。
こんなに多機能なうえに、包装自体がしっかりしかもキレイで気が利いている。

こないだなんて、、、
雨の日の遅い帰宅で、魔が差して食べたバーガーキング。
チキンナゲット用のランチソースのパッケージを開けようとしたら、蓋シールが3分の1のところで破れて開いてしまった。
こういうの、割り箸が不均等に割れてしまう確率よりよく起こるので、「あーあ、またこんなになったよ。」とボヤきながら狭い開け口にナゲットを突っ込むようにディップしていると、、、

傍らでは夫が「そんなんマシだよ俺のなんてさぁー」と、
もっと切ないことになっていた。
ナゲットどころか、ポテトさえ入るスキがありゃせん。

かわいそうだけど、あまりの「ちっちゃい開き具合」に笑わせてもらい、
更には、かわいそうだし早く食べたいしでイライラしている夫をよそに、2つ並べた図の写真を撮る私は鬼嫁だった。
こういう不具合は日本のパッケージでもたまにあることでしょう。
ただ、不具合の起きる頻度はアメリカの方が断然多い、と何年かこちらに住んだ経験から思う。

まぁ、蓋がキレイに開かなくっても、はたまた一回開けた蓋をまた閉められる構造になっていなくても、、、
「ココから破れ」と書かれた場所に切り込みがなくても、点線模様だけ印刷されてミシン目が入っていなくても、、、
真空パック包装の開け口印に沿って切ってみても、まだそこは真空の密着部分で何度も切り込まなきゃパックが開かなくても、、、

死にはしないし、中身は同じ。

パッケージ=消費者が使うまで中身が包まれてりゃ良い(時々パッケージが開いてて中身見えてるものとかあるけど)という感じなのかと思うことしばしば。


そう思うと、開ける人が開けやすいように、使う人が使いやすいように、という視点が感じられる日本のパッケージというのは本当に色んな気配りがされていると、日本を離れてよく実感するのです。


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コメント

  1. あ~・・・すっごい、わかります。
    蓋開けるのに爪折れたり、パワーが必要だったり、点線模様も、信用できない!
    機能的デザインにすぐれた日本やドイツから見ると、この国って、工業デザイナーがいるのかとマジで疑います笑
    日本のお菓子の箱は、あまりに芸術的で捨てられなくて、いただくたびに溜まっていきますよね笑
    ナゲットのランチソース、爆笑・・・食べる人の忍耐力を試しているのか、ひと時の笑いを提供しているのか、いずれにしろすごいデザインです~。

    返信削除
    返信
    1. kawamukoさん、ちょっとした『アメリカ生活あるある』です笑。
      うーん、確かにドイツも「機能美」なイメージですね。
      高級・高性能のパッケージもあると思いますが、我が家の実例はファーストフード。
      しかしLLAMAのは見事に悲しい開き方で笑、そしてなんだかとてもシュールで面白かったんです。ひと時の笑いという意味では、たしかに効果的でした笑。

      削除

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