私の陶芸作品「イガイガ」花瓶

思いつきで不定期に更新する、私の陶芸作品シリーズ(と勝手にそう呼んでいます)第3回目。


今回の作品は、これまた授業の課題とは別で、フリースタイルで作った花瓶。


名付けて・・・ 『イガイガ』
作り始めたときから、な~んとなく有機物っぽい雰囲気にしたくて、海のフジツボみたいなフォルムを目指し、ポッテリしながらクチが小さく窄まった形をロクロで作りました。


ロクロを回した後に「スリップ」という液体~クリーム状のクレイで色/模様をつけようと思ったのですが、

「スリップ」は少量ずつをポトポトと落としていくと、その先っちょが尖る(ちょうどホイップクリームやソフトクリームを絞り出すかんじ)のに気づいたので、
その様子を飾りにしてみようと思ったのです。

クチの周り(上部)からポトポトと始め、最初のうちはレザーにスタッズを打つような、パンクっぽいイメージで部分的に付けようと思っていたのですが、、、

この作業が楽しかったのと、どこまでいったら止めようかよく分からなくなってきたのとで、

結局、底(下部)のほうまでひたすらスリップを落としてはツノ状にして...を繰り返した結果.....


尚更パンク☆

全体がスパイキーで、そして面白い事に、開始当初に目指していた有機物感も同時にアップしたのです。
(真上から)

この時点で私としては「ドリアン」のような、南国の臭そうな(?)味の濃そうなフルーツっぽくしたくなり、
全体をイエローかオレンジのグレーズ(うわぐすり)で覆いたかったのですが、残念ながら希望のカラーがスタジオには存在せず、


色々考えた末の思いつきで、「Deep Blue」というネーミングのキレイな濃いブルーに決めました。

私の中ではまだ謎のフルーツ/食品というイメージだったので、それに自然の食品には稀でしかも食欲を減退させるカラー:ブルーを合わせると、気持ち悪さが増すかな...と思ったのです(笑)

チラっとだけ見える内側は、あえてのピュアホワイトを組み合わせて。

こうして出来上がったこの作品。
グレーズで覆われての焼き上げ後、どれだけツノの先がシャープに出来上がるのか、尖ったまま仕上がるのか... と、楽しみにしていたところ、

最終的に、けっこうな尖り具合なままで完成!


持ち上げる時にどこを持っても掌にツノが刺さる、けっこう痛い花瓶になりました。ハードボイルド。


結局... 最後のイメージはフルーツというよりもウニですが、

ちゃんと目指した通り有機物にたどり着きました。大成功!


こうして、あーだこーだ考えながら、一つ一つのツノをポトポト作りながらのプロセスもあり、
『イガイガ』は自分の作品の中でも、一際思い入れがありお気に入りの一品です♪


今は、、、
LLAMAが実家のお庭から摘んできた、可憐なスズランとミント系のお花が活けられて、我が家のダイニングテーブルの上に据えられています♪

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コメント

  1. うわ~、お洒落!
    宮崎アニメに出てきそうな有機物感と、クリスタルな透明感の両方が、陶芸で表現できるんですね!
    オリジナルの花瓶で庭のお花、なんて贅沢なんでしょう・・・

    返信削除
    返信
    1. kawamukoさん、ありがとうございます♪
      先生にも好評で褒めてもらってさらにお気に入りになったひとつです。
      なにより見た目で、使う事は考えていなかったので、本当に掌が痛いですけど(笑)

      削除

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