2017年の妊娠話:エクササイズのすすめ


日本でもそうだと思うけど、私が経験したアメリカでの妊娠でも「体重の増え過ぎ」には十分に注意するようにと言われた。
体重は急に増えてもダメ、増えないのもダメ、毎月同じペースでなだらかに増加していくようにと。

私は日本での妊娠出産経験がないので、日本での様子は読んで聞いた話のみでの知識だけれど、エコー検査の回数や、各種検査や、またお産に向けてのレッスンや指導など、アメリカでの体験に比べると日本は本当に至れり尽くせり。逆に「アメリカの検診や指導はテキトー」なかんじさえする。
テキトーというのは、クリニックがちゃんと診てくれないというわけではなく、良く言えば基本はおさえてあとは個々にお任せ、各々が決めてねというかんじかも。
それは、これから初産を経験しようとする妊婦さんには、「これ」というガイドラインが無いようで不安に感じられることかもしれない。
でも、、、世に出てくる前のお腹にいる時から相手は人間なわけで、それを抱える妊婦さんも人間で、、、するとどちらも体の作りや体力や生活、または親になる方の考え方も様々なぶん、「はーい、これが“普通”ですよ。ここにいれば安心ですよ。」みたいなガイドラインが無い方がのびのびできる(反面、選択や責任の義務がかかってくるけど)のかもしれない、とも思う。

しかしそんな中、体重管理については、なかなかこと細かに指導をされた。
そして、体力づくりのためにも、毎日すこしずつ運動をするようにというアドバイスも受けた。
その運動としてすすめられたのは、朝夕の1日2回、各20分ほどのウォーキング。
ちょっとそこらを散歩するほどのことのようだけど、仕事をしながら平日の朝夕にというのは難しく、正直なところ指導されたようには実行できなかった。
だって、、、仕事に行く前って、早朝で真っ暗だったし、特に冬のうちなんて帰宅時にも真っ暗。近所を歩くと言っても、暗闇を行くのは妊婦にはなかなかのことだもの。。。

結局は、毎日の通勤で電車の乗り換えや駅の階段の上り下り、バス停からオフィスまでのちょっとした徒歩など、「仕事に行くこと」が平日の運動となり、あとは週末に散歩や買い物でウロウロするのがウォーキング代わりとなった。

じゃあ、もしも妊娠中ずっと仕事をお休みして家にいたとしたら、、、
それはそれで、きっとわざわざウォーキングのために外出するなんてことはなく、家でノロノロしていたに違いない...と思う、私の性格上。
クリニックの指導の意図するところとは違っていたけど、毎日の通勤が私にとって良い運動の機会になっていたのは間違いない。
仕事に行っていたおかげ様で体重増加も順調に進み、その後臨月まで私のお腹はペース良く大きくなってくれたのでした。

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