私の陶芸作品「壺onFIRE」+陶芸のきっかけ
2年制のコミカレでは、セラミックス(陶芸)をアート(実技)の選択クラスとして履修しました。
絵も彫刻も写真も...色んなクラスに興味があったけれど、
これまでにチャレンジしたことが無かったもの&せっかくだから自宅で気軽にはできなさそうなもの、
という理由で選びました。
小学校の図工の時間に一度だけ、手捻りでやったことがあっただけでしたが、、、
結果、
あまりに面白くて夢中になってしまい、1セメスターの入門クラスでは飽き足らず、卒業に必要ではないのに更に中級クラスを履修した始末です。
2年間のコミカレ生活でしたが、中盤あたりからは、
キャンパス屋外ではオーガニックガーデニングクラブの畑で野菜収穫のために土をいじり、
キャンパスアートスタジオ内では壺や皿作りに土をいじり、、、
いつも土まみれな学生生活でした。
セラミックスのクラスは家で練習や課題制作ができないうえに、けっこうがっつり出てた宿題を仕上げるにはそれなりに時間もかかっていたため、他の授業やキャンパスアルバイトの合間を縫って、毎日アートスタジオに入り浸り・・・週末も学校に行きロクロに向かう・・・
大変だった・・・のかもしれないけど、それ以上に夢中で没頭していたので、よい気分転換となりストレス発散となり、きっと私に合っていたのでしょう♪
(当時のルームメイトが撮ってくれました♪)
先生からも「WASABIはスタジオに住んでいるのかと思うくらいいつもここにいる!」と言われるくらい時間があればいつもロクロを回しに行ってたので(笑)
先生をはじめ、さらに上級クラスの生徒さん達とも仲良くなれたのは本当によかったです。
何事も思うようにならないうちは逆にストレスがたまる可能性大ですが、
ひととき勉強の事を忘れて制作に集中できるアートのクラスは、上手にスケジュールすれば留学生活のちょうどよいストレス解消になると思います♪
で、わたしはコミカレを卒業し、、、、 ロクロを回すあの時間が恋しいこの頃。。。
今はしばらく我慢していますが、
将来また時間を作って、必ずまた土をこねロクロをまわす、これが目標です。
と、たかだか8か月の陶芸歴の熱い話で前置きが長くなったことろで、
「何書こうかな...ネタが...」
な今日のような日に一方的に私の作品を紹介。どうかお付き合いくださいませ。。。
両サイドにハンドルをつけて、古代ギリシャっぽい形にした壺です。
8か月の陶芸歴でも後半、今年の春に作りました。
グレーズ(ウワグスリ)は全体に「BLUE MOON」という明るいブルー、
その上から「RANDY'S RED」という厚さや重なり具合で赤や茶~黒にも見えるレッドを表面8割くらいに重ねました。
窯で焼かれる熱で溶けるようにカラーが混ざり、
ファイヤーパターンのようになった模様がすごく気に入っています。2色を重ねた時点でRUNするのは予想していたけど、ファイヤーパターンになるのは完全想定外。
うれしい誤算でできあがった模様です♪
グレーズをつける厚みや、形(カーブや角度)、それに窯で焼く温度とさらにはその後のクールダウンするスピードで模様も色も変わるというのも陶芸の面白さです。
いつも焼き上がるまでどんなのができるか分からない、毎度が実験のような楽しみ・・・
思ったようにならない事もありますが、
だからこそ予想外に、思った以上にとんでもなく気に入る事もあります。
などと、色んな事を考えさせてくれる陶芸は私の刺激&癒しの作業です。
心を込めて綴ります ワンクリック↓↓↓で応援をよろしくお願いします
アートな才能がある方って、うらやましいです・・・
返信削除このブルーとレッド、すごくいい色ですねー。
イエローストーンのグランド・プリズマティック・スプリングが
壺の中に現れたみたいで、神秘的な魅力です。
TheKawamukoさん、すごく素敵なdescriptionで恐縮です!これこそ好きこそものの~というやつです、きっと。作る時間がとても楽しく、出来上がったものは歪でも部細工でも(笑)どれも愛らしいですよ♪
削除イエローストーンなどの絶景...せっかくアメリカにいるのだからたくさん見ておきたいものです♪