けっこう生えてるポイズンアイビーに注意しながら、今年も野ベリー摘み

今年もベリーの季節がやってきました♪



自生している野生のラズベリーなので、スーパーで見かけるような売り物ように改良されたファームもの(栽培用のもの)より小ぶりです。
「ブラックワイルドラズベリー」なので、黒っぽい色のものが摘み頃&食べ頃サイン。

赤い色は美味しそうな見た目ですが、すっごーく酸っぱい!色が濃くなるまでもう少し時間が必要です。

ほぼ全てがこんな小さ目で黒っぽいラズベリー(右側)な中、
今年も少しだけ採れたフワッと大き目で色も明るいラズベリー(左側)。
LLAMA曰く、野生ではなくファームものだろうとのこと。
誰かの食べこぼしか、小鳥が運んできたのか... 藪の中に野生のラズベリーに混ざって一株だけこのファームものが実っています。
改良されただけあって、柔らかく芳醇なお馴染みのラズベリー風味です。
『野ラズベリー』は酸味&種のツブツブ感も強めで、風味・食感ともまさしくワイルドなのです。


さて、
この藪に実るベリーを摘む時にいつも気をつけているポイズンアイビー。
アメコミ『バットマン』に出てくるセクシーキャラと同じ名前。
そして「うるし」のように触ると肌に酷いかぶれを引き起こすツタ科の植物がコレです。
少し光沢のあるグリーン、または少し茶色がかったグリーンの三枚葉が特徴です。



一方こちらはかぶれの心配のない、ふつうのアイビー。
先端の若いツルには、まだ葉が三枚しか出ていないものもありますが、じきに成長して通常は五枚葉。
生え方やサイズもよく似ていますが、葉の数の違いはポイズンアイビーと見分ける方法の一つです。

ただ、このポイズンアイビー、、、
アイビーという名の通り、地面から生えてツタと同じく他の植物などをつたって伸びているのですが、
厄介な事に、普通のアイビーと一緒に絡まりあいながら生えていることもしばしば。
民家の庭や歩道脇のちょっとした植え込みや茂みでも見かけます。
普通のアイビーにポイズンアイビーが潜んでいる事もあるので、油断はできません。。。


もう一度、、、
こっちがポイズンアイビー。艶のある葉はかぶれのもとになる油分がとくに多く要注意!

こっちはふつうのアイビー。五枚葉♪
「うるし」と同じように、かぶれが出やすい/出にくい、また症状のレベルにも個人差はあるようです。
(ポイズンアイビーを触ってもかぶれない人もいる)

しかし、「踏んだ靴の裏についた油分を触ってしまった」「藪で遊んだペットのからだに付着していた」「雑草などと一緒に刈ったことに気づかず、それを焼却して舞い上がった煙や灰がふりかかった」場合などでもかぶれを引き起こす可能性があるポイズンアイビー。

やっぱり触らない、近寄らないのが一番です。



こうして今回もたくさん持ち帰った野ラズベリー。

そのままでも甘酸っぱくておいしいですが、私が大好きな食べ方は朝のパンケーキへのトッピング♪
メープルシロップの甘さとパンケーキのふわふわに、甘酸っぱくてツブツブなベリーの組み合わせが好きです♪

たくさんあるので、すぐに食べきれないぶんはジャムにしました。
ブラウンシュガーと少しのレモンジュースに数時間漬けた後に煮詰めただけのシンプルなものですが、
ブラウンシュガーのあたたかい風味にツブ感が残るベリーが素朴でおいしいジャムになりました。

これから、ラズベリーの時期が終わると、今度は「ワインベリー」という明るい鮮やかな赤色のベリーの摘み頃です。
昨年はこの頃ちょうど日本へ帰国したので、食べることができたワインベリーほんの少しだけ。
今年はたくさん収穫して、ワインベリーのジャムも作ってみたいと思っているところです♪



☆おまけ☆
藪の中できれいな光を放っていた虫を発見!
先月アメリカで同性婚が合法となって以来、各地のパレードやフェイスブックのプロフィール画像などもレインボーカラーになりお祝い&サポートムードが増すのに便乗するような、、、カラフルなレインボービートルでした♪

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