藪の中、実る「野ラズベリー」と集団交尾

ここ数週間、ラズベリーが大収穫期を迎えています。

ウチの庭にもほんのちょっとだけ「野ラズベリー」が自生していますが、メイン収穫場所はこちら。

ここだよ~♪
ここはコミカレキャンパス敷地内、ガーデニングクラブの畑すぐ横の藪。

野生のラズベリーがわんさか実るこの藪が、またワタシ達の「タダ食材」の宝庫なのです。


藪にはこんなに鮮やかで艶やかでアトラクティブな野生のラズベリーがいっぱい♪
これはブラックラズベリー。黒い色に熟したものを一つずつ摘んでいきます。
ベリー部分を軽く引っ張って、容易に茎から外れれば収穫期。しっかり茎にくっついてなかなか離れようとしないベリーは未熟なので収穫しません。

ラズベリーの茎にはトゲがあります。
腕にトゲが刺さりながら、
足元に潜むポイズンアイビー(漆と同じかぶれを起こすツタ)に注意しながらも、夢中の収穫です。


そして、ジップロックケースにこんなにいっぱい!
スーパーで見かける2~3パック分相当。「かるく約$10ぶんはあるね♪」と、LLAMAと二人でウハウハ★

中にはこんな丸々と大きく立派なものも♪


ブラックラズベリーのほか、こんなのも見つけました。
サイエンスフィクションっぽい見た目のラズベリー。まだ熟しきっておらず、ほとんどがまだ収穫までには数日かかりそうですが、

実の周りの赤いトゲトゲ部分(実際は触るととっても柔らかいトゲ♪)が開いてベリー部分が外に出てきたものは、こんなキレイなオレンジ色になってきていました。
(右のもの。左はふつうのブラックラズベリー)
でもまだとっても酸っぱかった(笑)


そして収穫できたもののほとんどがブラックラズベリーであったなか、
ほんの数株、赤いラズベリーの木も発見!
手前のブラックラズベリーに比べて、ベリーの粒々が大き目で、フワッとした見た目。そして赤い。
そのうえ、おいしい!!!
ブラックベリーよりもベリーの香りが強く味が濃くてフルーティです。

この藪ではブラックベリーに比べてはるかに少ない数株しか自生していない赤いラズベリーですが、
木の在り処が分かったし♪まだこれからの熟してくる実もついていたので、また数日後に収穫に参ります♪


ケースいっぱいに持ち帰ったラズベリーはキレイに洗って水気をとり、冷蔵庫で保管します。

そのままをスプーンですくっておやつに、、、とても贅沢でいい♪

夏休み中で時間があるので、最近朝食やブランチによく、パンケーキを粉から作って食べています。
日によって膨らみ具合がちがったり(笑)形もまちまちの部細工なパンケーキですが、ここにトッピングにするのが最高に美味しくて気に入っています。
酸味のあるラズベリーが焼き立てのプレーンパンケーキ上で、メイプルシロップと奏でるハーモニー★
自分で採った野生のラズベリーでおいしさが増します♪


もちろん、こんなどっさりのベリーがタダというのは儲けもの、
それに加え、屋外の自然の中で植物とふれあう時間がとれるのがとても嬉しいひと時です。
忙しくなると、藪の植物や草木を気にして見ることすら無くなってしまいがちなので。。。


ほら、こうやってラズベリー採りをする傍らでも、自然の営みが、、、
June bugと呼ばれる、カナブンの一種が、ラズベリーの葉の上で交尾中♥♥♥ しかもかなりの集団で。


このJune bug (June:6月頃よくみかけるので...)、艶のない茶色のものもいれば、画像のうよな光る茶色~グリーンのものもいます。とくに艶のあるメタリックなタイプは「Japanese June bug」と呼ばれています。まさに私達が知っているカナブンですね♪


なんでJapanese?とLLAMAに聞いてみたら、単純にJapanからやってきた種類だから、と。
「Japanは虫までクールな近未来デザインだ!」

・・・って、(もちろん冗談で)言っていました。




心を込めて綴ります ワンクリック↓↓↓で応援をよろしくお願いします

コメント

このブログの人気の投稿

実は広くて田舎がいっぱいなNY州。私の地元「ロックランド」「ハドソンバレー」「アップステイト」はここ。

大事なギターをアメリカまで持って来た時のこと・・・

DMVへ~うっかり切れてた運転免許の期限