妊娠期の思い出①発覚から初診まで

昨年の今頃は肉襦袢のように厚着をして雪が降り積もる中仕事に行っていたものだ、、、と、まだ目立ちもしないお腹の中に現れた小さい生命体と共に通勤していたことを思い出した今朝。
事後だけど、その頃を振り返りながら私の妊娠期のことをしばらく書いてみようかしら。
日本での妊婦経験がないながらも、アメリカでのマタニティで思ったことなども交えながら。


妊娠に気づいたのはすぐ。通常時バイオリズムがとても定期的なので、「もしや,,,」と思い自宅で自己チェックするとその通り陽性だった。
ひとまずはその足で夫LLAMAへ報告し、共に喜び、それと同時にコトの重大さに少しナーバスにもなるもののやっぱり嬉しい気持ちを二人で感じた。
さて、それからは、あれやこれやと、妊娠についての情報をググりながら手探りの日々がスタート。
これは私が住むアメリカに限ったことではなく、海外在住の妊婦さんやそのパートナーなら経験するものだろうと思うのだけど、現地のマタニティ事情は日本のそれとは違う事が色々とある。
例えば、妊娠発覚→病院での初診。
アメリカで病院にかかる場合は、妊娠時に限らず救急でない限り予約を取って来院するのが通常。
よって、まず予約。私も仕事の合間に電話し、「妊娠したようなので診察の予約を取りたい」と伝えると、妊娠10週未満では診られないから〇月〇日以降でいつにする?と訊かれた。
これはググった情報ですでに心得ていたけど、アメリカでは病院に行ったからといって、いつでもすぐに妊娠確認の検査をしてもらえるものではない。
その代わり、ドラッグストアには自宅用妊娠検査キットが多種販売され、それを使って自分で検査し「妊娠」の結果が出れば、病院に行かずとも妊娠を各自に認識するのが普通のよう。
しかし、不安定な妊娠初期。万が一のトラブルや体調不良が心配な時。それについては、「初診日までに異変があったらすぐに連絡しなさいよ。」と電話口で一言アドバイスあったのみ。
確かに何もなければ何もすることはないのだろうから、それで良いのだけど。。。10週目と言えば、人によってはもう悪阻だってある頃だし、不安になる人、または逆に初診が楽しみでならなくなる人だっていることでしょう。


そしてもう一つ、わが家が妊娠発覚直後に行ったことは、私の保険のアップグレード。
みんなが加入してどこの病院でも通用する、日本の「国民健康保険」のような制度がないアメリカ。個人でも、職場を通してでも、健康保険は国ではなく各保険会社が提供(販売)する保険プランを購入するかたちで加入する。
そのため、価格(掛け金)も様々なうえに、保険が適用される範囲も異なる。
更には、行くことができる病院や(自分の保険を受け入れてくれない病院があったり)、診察料の支払い方が違ってくることもある。

私のは個人の保険。
妊娠前、特別目立つ問題も無い健康体だった私は、とある保険会社のとてもベーシックな(と言うよりも、一番安価な)プランを購入していた。
しかし、万が一に備え、特に妊娠にかかわる病気やトラブルやその処置・治療をしっかりカバーしてくれる他社の保険プランにアップグレードした。

たしかに毎月の掛け金は大きな金額になったけど、実は最後の最後に帝王切開→入院となった私のお産。その時ばかりは本当に「良い保険にしておいてよかった!」と実感した。
何もなければ、それが一番。でも何があるか分からないからと保険の準備をしておいたのは本当に正解だった。

こうして始まった私の妊娠期間。

昨年を振り返りながら、私のアメリカマタニティの思い出記録もこんな感じで始めてみよ。

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コメント

  1. こちらは保険なしで出産して何かあると莫大な医療費と聞いたので、本当に備えあって大正解でしたよね!
    ぎりぎりまで働いてらしたのも、すごくアメリカのキャリア女性的。
    WASABIさんのお話、参考になる方がたくさんいらっしゃるでしょうね~・・

    返信削除
    返信
    1. kawamukoさん、そういえばちょうど出産2週間前まで通勤していましたね。本当にトラブルのない妊娠期間のおかげさまでした。でも本当に何があるかわからないので、保険はちゃんとアップグレードしておいて良かったです!

      削除

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