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3月, 2019の投稿を表示しています

図書館で洗礼を受ける

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さて、早くも再び週末だけど、先週末の日曜日のこと。。。 夫の用事に合わせて一緒に外出し、その用事が終わるまでの1時間半ほど、息子と2人で図書館で時間を潰していた。 図書館は郡内の West Haverstraw というところにある、町の公立図書館。 「子供図書セクションに行けば、絵本やおもちゃなどもあるだろう。息子が飽きたら、お天気も良いし傍にスーパーやドラッグストアもあるので、散歩や買い物に行けばよいか」というのが作戦だった。 自分で歩き回るようになってからは、息子にとって初めての図書館体験だったのでどうだろうかと思ったけど、いつも家では見ない本やおもちゃに夢中になれたようで、結局は夫の用事が終わるまで図書館で楽しく過ごすことができた。 しかし、こうして自分で歩いて動いて、単語のバラバラながら思ったことを喋りコミュニケーションをとることを始めると、他の子供達と関わる機会も増えてくるもの。 図書館の子供用プレイエリアで息子と遊んでいた間、なにやら息子に近寄って来た男の子達がいた。 2人とも息子より年齢は上で、一人は3歳くらい、もう一人は5歳くらい。 始めにやってきた推定3歳児は、しばし遠くから息子の様子を見ており、息子もそれに気づいた様子。 息子より背が高いため本棚の上に並べられたぬいぐるみに手が届き、自分で j 好きなぬいぐるみを取って遊んでいた。 それを見た息子は、「あ、いいな。ボクもそれ触りたい。」という眼差しを送る。 それに気づいた3歳児は、ぬいぐるみを持って少し息子に近寄ってくる。 息子は「来た♪」と思い、近寄りぬいぐるみに手を伸ばす。 しかし、さっとぬいぐるみを避けて抱きかかえ、息子を後にし彼のお母さんの方に駆け戻る。 息子「・・・。」 彼のお母さんは「あらあら、シェアしてあげないとだめよ。」と彼に言う。 そして再び3歳児がぬいぐるみを持って息子に近寄る。 それに応え息子は、傍のソファに置かれていた2冊の本、お姫様と人魚姫の本をつかみ、何度も「ボボック」( ”book book” 息子語で本を意味する)と言いながら3歳児に差し出す。 しばし「・・・は?」という顔をし、またぬいぐるみを持って去った3歳児。 2冊の本を持ったままそれを見つめる息子。

おばあちゃん、またね。

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先月、祖母が他界した。 広島の実感の祖母で、一緒に育ったおばあちゃんだったので、とてもとても寂しい気持ちでいっぱいだった。 祖母にとって私は初孫だったのもありたくさんの時間を一緒に過ごした分、そして私はこんな好き放題な孫だっただけに、星の数よりもきっとずっとはるかに多い心配と迷惑をかけてきた。 そしてそんな出来の悪い孫は、ひょっこりアメリカへ行きそこで家族を持ち、あまり広島には帰って来なくなった。。。 そんな私だけど、祖母の命が短いと知った時から、「サヨナラの時は急でも一時帰国しよう」と考えていて、職場の上司にも事情を伝え、家では荷造りもしていた。 一時帰国するなら、夫の仕事や我が家の経済事情もあって、私一人が帰省する予定にしていた。 夫も、うちから車で 10 分ほどの夫の実家も、「急な帰省中は息子の世話もするから、何も心配せず遠慮なく行って来たら良い。」と言ってくれて、その言葉に甘えさせてもらおうと思っていた。それに夫・夫の実家も巻き込んでみんなで育児をしている我が家なので、安心して息子の世話もお願いできる状況だった。 そして亡くなったと実家から連絡があった夜も、日本の家族に帰国することを告げていた。 葬儀や諸々の手配で忙しい実家の家族からは、近い距離では無いことやこちらの家族のことを考え、逆に「無理には帰省しなくても良いよ」と言われた。 それでも、それでも、ボロボロ涙を流しながらパソコンを開き翌朝のフライトチケットを購入しようとしていたけれど、、、 どうしてもチケットを購入するまで進めず、帰国するのはやめて、 NY にとどまることにした。 いくら夫の実家が協力的でも、夫には「後悔しない?本当にいいのか?」と言ってもらっても、私のこっちの生活と家族を置いて一人で帰省するのは違う、、、と、最終的に私が思ったから。 それに、息子のことをおいて私だけが最後のお別れを言いに行っても、きっと祖母は嬉しくないかも、と思った。 「あんた、子供や家族置いてまで来んでええよね。」って。 そして今回初めて「遠く離れた場所で暮らす」大変さはこういう事かと痛感し、留学・結婚を経ながらもこれまでいまいちハラがくくれていなかった自分にも気づいた。 昨年の年末から今年の年始に帰省した際(1歳半

念願の趣味スペース設置

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しがない賃貸生活の我が家の間取りは ”3 Bed + 1.5 Bath” 3LDK にフルバスルーム1つと半バスルーム(トイレのみ)1つ、というかんじ。 3つあるベッドルームのうちの1つ目は私達の、 2 つ目は息子の寝室として使っている。 そして、残る3つ目のベッドルームは、色々部屋。 アメリカでも大人気となった「コンマリメソッド」はうまく適用できずモノが多い我が家は、「色々部屋」と言う3つ目ベッドルームの半分くらいは物置となっているのが現状。 理想では、、、「ゲストルームに使えるね♪」とか、「オフィスにするにももってこい♪」とか、ステキな夢は見つつも、現実はたくさんの本やすぐには使わない品々、ホームデコグッズなどなどが詰まった部屋となっている。 しかしこの冬、その一画に念願の「趣味スペース」を設置した。 ガレージに余っていたボードや部品を壁に取り付け棚を作り、デスク回りを整理整頓し、私の趣味のモノ作り場所の完成。 ROCKIN' WASABI Instagram 英語では、男子が自分の趣味にふける「男の隠れ家」的なスペースを ”Man Cave” と呼び、女子バージョンを ”She Shed” なんて言ったりもする。 私のは部屋のたった一画だけど、気分はそんな感じ。 目の前の窓から明かりもとれるし外も眺められるので、これから暖かくなって緑が眩しくなる季節がとても楽しみ♪ この趣味スペースを作るにあたり、棚や収納道具を調達しようかと考えていただけど、結局は我が家に眠っていた材料でそれらをカバーし出費$ゼロの DIY 。 簡易ながら良いかんじになったので、あとはここで趣味を楽しむ時間をつくるだけ。 ・・・それが一番難しいのかも。 心をこめて綴ります バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします にほんブログ村

DMVへ~うっかり切れてた運転免許の期限

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先週、職場でのランチタイムに、ひょんなことから「運転免許更新」の話題になった。 ニュージャージー州に住む人達によると、更新前になると手紙で連絡が届くとのこと。 ニューヨーク州在住の私は「そうなんだぁ。ニューヨーク州はどうなんだろうな~。」と、いつかはやって来る自分の運転免許更新のことを考えていた。 その夜、そんな話をしたことを思い出し、何気なく免許証を眺める。。。 !!! 免許が今年1月の自分の誕生日に失効していた、、、本当についうっかり。 幸い、普段は通勤も電車&バスで車を運転しないので、無免許運転の心配はない。 とは言え、こんな郊外暮らしのため運転する時になって免許が失効したままでは困る。「またイチから免許取り直し?」と自分の不注意を悔いつつも、「いや、ここアメリカだもん。こういうの意外と寛容かもよ … 」と、“自由の国”に少し期待もしながら調べてみると、失効から2年以内であれば更新できるとある。そして特に更新が遅れた理由を問う様子もない(ニューヨーク州の場合。他州は不明。)。 なので、先日さっそく午後から仕事のお休みを頂き、必要書類を持って DMV (免許センター)に行って来た。 アメリカの免許更新には色んな書類の提出が必要。 私も念のためで色々持参したうち、実際に使用したのは以下(ニューヨーク州の場合。他州は不明。)。 - 手元の免許証 - ソーシャルセキュリティカード原本 - グリーンカード - 光熱費請求書 - 自宅に郵送されて来た銀行ステートメント (光熱費請求書が夫名義(姓は同じ)のため、銀行ステートメントはサポート書類として) これら全部同じ氏名が記載されている必要があるらしい。 日本では免許更新手続きには更新通知ハガキが必須だけど、こちらでは通知書の持参は不要。 アメリカで DMV と言えば、何の手続きをするにも待ち時間が長く、スタッフが不愛想で対応が悪いことで有名。 今回はどうなる事やらと思いながら出向き、結局の所要時間は4時間越え。 やっぱり長かった・・・ 4時間越えの内訳 列に並んで整理券番号発行待ち: 10 分 1回目待ち時間:2時間 視力検査と写真撮影:3分 2回目待ち時間:2時間 お会計:3分

Ridgewood NJで春のお散歩サンデー

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St. Patrick's Day だった昨日の日曜日。 ロックランド郡には Pearl River というアイルランド系の人達が多く、また St. Patrick's Day のパレードも開催される町があるので、お天気次第ではでかけてみようか … とも言っていた我が家。 たしかにお天気が良く日差しのある日曜日になったけど、道に立ってパレードを観るには寒い気温で冷たい風も吹いていたので、まだ息子も小さいことだしと、昨年に引き続き今年も再び見送り。 3月は急に暑いくらいの日があったり、妙に寒くてまだ雪が降ってみたり、なかなかすんなり「麗らかな春」にはならないものです。 そんなこんなで代わりに、お天気の中ドライブも兼ねニュージャージーの Ridgewood という町に出かけて来た。 うちから車で 20 分ほどかな、、、この町に出かけたのは 「 Bazaar Star Beadery 」 というお店に行ってみたかったから。 「パレードは見に行かないまでも、せっかく天気良い日曜日だし、どこかでかけたいな … 」とググッてて見つけた、クラフトで使うビーズを販売するお店。ローカルなショップで見た目もなんだかかわいい。 店内には、 Michael's などのチェーン店系クラフトショップでは見かけない凝ったデザインのビーズがたくさんで、あれもステキこれもステキと見るだけで心が弾んだ。 私か気の向くままに作って楽しんでいる「折り紙ジュエリー」と合わせると良いかな♪と思ったビーズをいくつか購入したので、また創作時間が楽しみになった♪ 天気も良いし、お店が並ぶメインストリートには大きな歩道もあるので、息子を歩かせて・・・  見つけた公園の中を駆けまわらせ・・・  疲れさせる作戦は成功。帰り間際にはお疲れさま。。。 子供の散歩ってば、 店先の植木を見れば一つずつ触ってみたくなって寄り道。 道に落ちた小枝や葉っぱやゴミを見つけると、全部踏んでみたくなって減速&蛇行。 地下への鉄板が敷かれたところを歩くたびに興奮の足ふみ。 排水の鉄網にはちょっとビビって恐る恐るの足取り。 1ブロック行くにものんびりだけど、 本人にとっては全てエキサイ

ニュージャージーのミツワで歯ブラシ

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こないだの週末、ニュージャージーの日系スーパー 「 MITSUWA (ミツワ)」 に行って来た。 アメリカ各地にあるミツワは、アメリカ在住日本人によく知られたスーパーで説明するまでもないのだけれど、日本食品や雑貨が販売されて、定食屋さんやおにぎり屋さんやラーメン屋さんなどが入ったフードコートもあるお店。「北海道展」や「均一セール」などのイベントなどもある。 このニュージャージー店は、トライステート( NYC 近郊のニューヨーク州・ニュージャージー州・コネチカット州のこのあたりを指す名称)エリアではお馴染みの日系マーケットかと思う。 ミツワの駐車場。川の向こうに見えるのがマンハッタンだよ♪ - ROCKIN' WASABI Instagram ここに行けば日本のスーパーにいるように色んな食材が手に入るので、今の我が家は2ヶ月に1回くらいの頻度で出かけている。 でももちろん、日本のスーパーで同じものを買うよりは割高。。。しかし、こういう日系スーパーでしか買えないもの、アメリカの一般スーパーで売っているものでは代用できないものは、それでも買ってしまう。 たとえば、、、 今回私の買い物リストに載っていたひとつ、日本の歯ブラシ。 いつもは日本へ帰省するたびに実家近くのドラッグストアで歯ブラシをまとめ買いして NY に持って来ていたのだけど、前回それを忘れてしまい我が家の歯ブラシ在庫が底をついた。 たぶん、アメリカ在住の人なら共感してくれる人も多いと思うけど、いかんせんアメリカの歯ブラシってヘッド部分がやたらとデカい。 ギザギザカットになっていたり、毛の向きが凝っていたり、何のためだか分からないけど毛と一緒にゴムの吸盤みたいなのが搭載されていたり(あれは何のためなんだろうか … ?磨けるの?)、あれこれ工夫された設計がたくさんあるのだけど、とにかく全部デカいが故に使い難く、その「やる気ある」設計が見た目にアグレッシブすぎてちょっと怖いくらい。 こんなのがさ、、、 先日はうちの日本歯ブラシ在庫が無くなったため、近くのドラッグストアで「出来るだけ小さくて」「出来るだけシンプルで」「できるだけ柔らかそうな」歯ブラシを1つ買ってみたけど、やっぱりそれでもデカくて使い心地悪し。 なので、ミツワで日

Daylight Savings Time - サマータイム

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昨日、 3 月 10 日(日)の未明から始まった Daylight Savings Time 。 日本ではきっと「サマータイム」って言葉の方で知られてるアレで、日が長くなる季節は時計を1時間早めて夕方からの日差しのある時間を長くしよう、っていう策。 それが週末に始まったので、今朝はサマータイム切り替え後初めての月曜日。 1時間の差でも時差ボケがテキメンに出る、こんなところだけ律義な体内時計を搭載した私は、さっそく二度寝をかましてしまいキッチリ1時間の寝坊でスタート。 そんなことを見越してか諦めてか、きちんと起床しいつも通り豆を挽いてコーヒーを淹れ、息子のミルクを用意し、私の朝食までセッティングしてくれていたのは、我が家の出来た夫、 LLAMA 。 おかげ様で、私ダメ嫁は大急ぎながら食事をし、息子を起こしてミルクをあげて、シャワーも浴びて駆け足で仕事に向かえたのでした。 時計を1時間早めたので、職場最寄り駅から見えた今朝の空は、いつもより暗めで夜が明けたばかりの様子。 ROCKIN' WASABI Instagram 外はまだ路肩に雪が残っていたり芝生も雪で覆われていたりするけれど、今週はやっと氷点下まで下がらない気温になったので、 少し暗めの夜明け空&暖かくなってきた気候のミックスがなんだか「あ、久しぶりの感じ♪」と、"春の訪れ"を感じる朝になった。 ところでこのサマータイム(Daylight Savings Time)制度、、、要る??? ある話では、日々の仕事と生活が日照時間と関わる農家の人達のために設けられた策、と聞いたことがあるのだけど、、、 本当かな? でもそんな農家の皆さんこそ、活動時間や作物や家畜の世話時間を太陽の巡りに合わせているだろうし、それは故意にきっちり1時間ずらすということではないような気もするのだけど。 それに...今の世の中はそんなに農家のことを思って動いていないと思う、悲しいかな。 それにしても、春はまだ良い。 しかし秋にサマータイムを終わらせる時といったら、、、それまで夕暮れっぽかった夕方5時が、時間を遅らせる(もとに戻す)と共に、一気に『闇』の真っ暗になるのだから、あの急な"落差"には気

久々のアメリカっぽいこと

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渡米して7年半。何年か住んでいるとこんなものかもしれない。 毎日が「日常」以外の何物でもなくなって、暮らしている場所がアメリカというだけで、なかなか自分の生活の中の「アメリカっぽさ」に気づかなくなっているなぁ … と、ふと感じた。 ましてや、 NY って言葉から想像されるような、華やかでキラキラとオシャレでイケイケ(言葉古い笑)のニューヨークっぽさなんて全然ない、私の現実は郊外のワーキングマザー生活なのだけど。。。 でも今日はアメリカっぽいことがあった。 やっと来た、条件解除の 10 年有効グリーンカード。 婚姻を通じてのグリーンカード保持ゆえ、初めの2年は「条件付き」って身分で発行されていたステータス。 そして2年後には、グリーンカード目的での(偽装)結婚ではないことを再度審査し、問題が無ければ条件解除で 10 年の『本グリーンカード』的なものが、晴れて発行されるシステム。 今回我が家にも、その『本グリーンカード』が無事に届いた。 思い出してみると、申請は 2017 年の秋だったから … リードタイム1年半弱。 親バカなのでタイムラインを息子軸で追ってみると、息子が生後3カ月のふにゃふにゃの時に申請し、孫の披露のために日本には2度里帰りし、そして息子はもう走り回る1歳8か月。 1年半近いなかなかな時間が経ってのお届けとなった。 そんなこんなで、久しぶりにアメリカ在住っぽさを感じた今日。 改めて、自分がここでは「移民」なのかと、しみじみしてみるハナ金(また言葉古いし)の夜。 追記: 「移民」って言葉で必ず『ぁああーーーー、あー♪』って脳内再生するのは私だけじゃないはず。 Led Zeppelin 「移民の歌 (Immigrant Song) 」 うーん、いいね♪ 心をこめて綴ります バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします にほんブログ村