NY州ロックランド出身、長男誕生と皆既日食の夏

小さな植物を並べたリビングの窓辺越しに見える木々の緑が心なしかセピアっぽくなってきたな...

と、ふと思う昼下がり。


最近朝が寒いくらいに冷え込んで秋を感じる気候になった中、まだどこかにひっそりとしていたのか遅咲きだったのか、昼間に一匹だけ鳴くセミの音と、腕の中でミルクを飲む小さな人が発する「キュッ、キュッ....」という音だけが聞こえる長閑な我が家のリビングルーム。

なんて、センチメンタルな情緒に浸り、自宅で巣籠りの産休・育休を過ごしています。


昨年11月からのマタニティ時期を経て、7月18日に長男が誕生しました。

それから早いもので約一ヵ月半。
まだまだ新米ママ&パパ業にあくせくする私たちですが、慢性の寝不足と数時間おきに繰り返される授乳のルーティンには少し慣れてきて、気づけば夏の終わり。

臨月とお産と産後でいつもになくインドアな生活となった今年の夏は、家族が増えるという今までにない夏になったのです。


でもひとつ、巣籠りの「夏2017」にも、あった、おでかけイベント。
8月の「皆既日食」。

なんでも...アメリカ本土で前回の皆既日食が観測できたのは38年前の1979年だったと。
そして今回、2017年。
1979年は私とLLAMAの生まれ年。今回の2017年は我が子の生まれ年。
どうにもスペシャル感が倍増してならないロマンチストな私たちは、サンドイッチと息子とダイパーバッグを携え、皆既日食ピクニックへ。

NY州あたりでは太陽の7割ほどが月にかくれる部分日食だったので、辺りがまっ暗になって強い風を感じるような体験はできなかったものの、午後2時すぎの日食ピーク頃には「夕方5時くらい?」と感じるような日差しになり少しだけ涼しい、そして気づけばいっせいにコオロギが鳴きはじめていたのに気付く、そんな一時がありました。

異常気象とか、環境問題とか、絶えない紛争や、ミサイル飛んでくるとか、、、
未来にネガティブな要素もたくさんで、この子たちが大きくなることにはどんな世の中になっているのやら。
でも、日差しの変化や虫の音、自然の中に発見する季節の移ろいなどを感じられる人に育ってほしいなと、母は願う。


生後一ヵ月だもの、大きくなった時今回の皆既日食のことは覚えていないだろうけど、次のチャンスにまた観測できるといいね。


心をこめて綴ります
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コメント

  1. 赤ちゃんの小さなお手手の写真、いいですね~^^
    皆既日食ピクニック、素敵~・・私は、オフィスビルの1階でピークだけ見ました。
    みんなビルの外に集まって、一大イベントって感じでした笑

    皆既日食の年に、みなさん生まれたんですね!
    次の日食は2024年…赤ちゃんもその頃には7歳ですね~^^

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    1. kawamukoさん、おかげさまで母子ともに元気に過ごしております♪
      今回の日食は各地で盛り上がっていたようですね。そうですね、次回の観測が出来る頃には息子も7歳です。次回は何が何だか分かって楽しめるようになっているといいなと思います♪

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  2. はっぴ~さんが、私のブログでWASABIさんへのコメントくださっているので、ご連絡まで・・・
    WASABIさんのブログだと、書き込み方がトリッキー?で、わからないと以前おっしゃってましたので笑

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    返信
    1. kawamukoさん、いつもの如くかなりの時間差攻撃で失礼します。ご連絡をありがとうございます♪おかげ様で2ヶ月も無事に迎え、すっかり丸々としてしっかり栄養吸収できている様子です。目で物を追うのが上手になり、ふわふわワンコのラトルを振ると興味深々でじーっと見つめていますよ。

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