その80%に含まれない人もたくさんいる


朝は地元ローカルニュースのチャンネル、帰宅後から夜は適当なものがついてる程度で、好きな番組は「South Park」な我が家のTV事情。
LLAMAは見たいドラマがあればNetflixで見ているし、私もたいしてTVは見ないけど、うちには有料で受信できる『テレビジャパン』のチャンネルが備わっている。
アメリカで見られる日本語放送で、NHKの番組なんかが見られる(みたい。それさえ詳しく知らないのだけど)。

先日もそれを何気なくつけて、何気なく耳に入ってきたNHKのニュース番組の話題は、トランプ政権の貿易関税UPに関することだった。
これについてニュースでは、この政策のおかげで仕事が増え雇用が促進され恩恵を受けた人たちの様子と、この政策がきっかけで他国(中国)から仕返しの増税をされたため作物の輸出ができず価格も下がり、逆に窮地に追い込まれている人たちの様子もレポートされていた。

で、、、その後、コーナーの締めくくりにさしかかったところで、この政策に対する世の中の声を伝えるという趣旨か、
「共和党支持者の80%がこの関税UPの政策を良しとしている」的なデータが示されていた。

なんだかとっても違和感のあるデータではないかい?
まず、日本のみなさん『アメリカ全体の80%が良しとしている』なんてふうに誤解しないでね!と、選挙権もない私だけれど言わせていただきたい。
「共和党支持者」の80%なので、アメリカ全体での数字ではないと。

そして、その共和党支持者というのは、全体に対しての何パーセントなのか、、、言及されていないのでこれじゃ全く分からないし。
極端に例えて、共和党支持者は世の99%でそのうち80%、というなら全体の約80%が政策を良く思っていることになるし、
共和党支持者が世の10%で、そのうちの80%なら全体のたった8%が、ということになる。
なんでこんな半生な数字の提示をしたのかなぁ情報として意味があるのかなぁ

とてもあやふやな定義なのに、数字だけに目を奪われ「アメリカでは80%の人がこの政策を良いと思ってんのか。」なんて思わないでねと言いたい。
トランプ政権の政策を良いと思わない人もたーくさんいますから。


と言いながらも、所詮はしがないブログ。この声、誰に届くやら。

心をこめて綴ります
バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

コメント

このブログの人気の投稿

実は広くて田舎がいっぱいなNY州。私の地元「ロックランド」「ハドソンバレー」「アップステイト」はここ。

大事なギターをアメリカまで持って来た時のこと・・・

DMVへ~うっかり切れてた運転免許の期限