トラクターショーでアメリカ感
暑いくらいの晴天だった週末に、田舎方面へお出かけしてきた日記話。
以前の記事でも書いたように、ニューヨーク州のほとんどは田舎。
みんなが思う「ニューヨーク」のイメージのエリアは州のごくごく一部、ニューヨークシティだけ。
ニューヨークシティ通勤圏の「郊外」である我が家のあたりからほんの少し車を走らせれば、山、森、農園、牧場に囲まれます。
ハイウェイ→ローカル道で1時間半ほど走りSullivan郡のNeversinkという町へ。
山間部の小川に架かる橋で見かける、カバードブリッジ(屋根付この橋)が入口となった会場へたどり着きました。
町のレクリエーション広場に露店が立ち並んでいます。
露店と展示とフードと音楽とアトラクション。。。
我が家のあたりでも、オンシーズンは毎週どこかで開催される「ストリートフェア」のよう。
でもここは山間部、イナカ町。
“アメリカンカントリースタイル”なフェアでした。
☆トラクター
イベント名に”Tractor”とあり、大小新旧様々なトラクターが展示されています。
中には子供サイズだけど、ちゃっかり荷台にはヘイ(藁のかたまり)をのせたかわいいミニチュアトラクターなんかも。
☆カントリーミュージック
広い会場に流れる音楽は終始カントリーミュージック。やっぱり「アメリカーナ」な雰囲気には必要です。
☆アメ車
青空とファイヤーパターンのクラシックカーとBGMはカントリー。とてもアメリカ。
☆子供向けアトラクション
機関車トーマスが近づいてくる。
我が家のちびっこはまだちょっとちびっこ過ぎて乗れないけど興味津々。もうちょっと大きくなったら乗ろう♪
☆アメリカーナな展示物
鉄好きにはたまらない、古いアイアンと木材の小屋。なぜ、そして何なのか詳しいことは分からないけど、古い田舎の建物とそこにある道具を再現して見せているような展示物。
☆銃
「SPORTSMAN」とは、走ったり跳んだりのアスリートでもなければフットボールや野球のプレイヤーでもない。ここで言うのは「射撃」や「狩り」や「釣り」など。
私があまり「銃」や「狩猟」に興味がないことから、良い写真無し。。。
しかし、この建物の中では本物のライフル銃等がたくさん売られていて、銃購入の際にはバックグラウンド(身元・素性)チェックをされ物品が受け渡されるシステム。
我が家のあたりでは、こんなに気軽に銃は買えない。同じアメリカ、同じ州内でも郡毎に銃規制レベルも様々なのです。
☆ホットドッグ
☆除雪車
ここはニューヨーク州の内陸、山間部。
瀬戸内育ちの私からするとニューヨークシティでさえ雪が多い。しかし、このあたりはきっともっともっと積雪がある。
除雪車の雪を掻きわける部分の巨大さを、大人気無い自分を並べて比較。
しかし、そんな中でも、ここが「田舎」であることを実感したのは…
☆私だけ、、、
地元の人が大勢集まるであろうイベントで、一人もアジア人がいない。アジア人は私だけ。それどころか、「白人」と言われるタイプの人達しかしない。
普段NYC近郊で生活していると、本当に様々なタイプの人に出会うがゆえ、「人種」という概念すら無くなるくらい多様性があるのが当たり前の環境。
しかし「田舎に行くほど多様性が減る」のは、きっと日本でも同じことで簡単に想像できるし、実際本当にそうである。
きっと町中探せばどこかにアジア人もいるのだろうけど(どんなへんぴな町にでも必ず一軒はあるテイクアウトチャイニーズの店主とか)、、、見る人すべてが「白人」なのは、私にとっては珍しくやっぱり「田舎」を感じることでした。
行ったこともない田舎町のイベント。しかも「トラクター」って名前についてるし、どんなものか予想しなかっただけでなく、正直そんなに期待もせずに晴天ドライブのおまけぐらいの感じで行ったのに、露店がなかなか良かった。
ハンドメイドの小物やジュエリー、キャンドルなどを売るお店もあったけど、多くはアンティーク、、、といよりもフリーマーケット。
しっかり探してラッキーだったら、何か面白いものが見つかるかも、そんなかんじ。
販売する物もフリマ価格なので、安い。
いかんせんあまり期待せずで、少量の現金しか持ち合わせていなかった我が家でも買い物ができた。
ちょうど花瓶が欲しいと思っていたところに、、、
2つで1ドル75セント
夫LLAMAは、壁に設置するガラス扉付きの棚を見つけた。5ドルぽっきり。
ちょっとキュキュッと磨けば問題無し。しがない我が家にぴったりの価格♪
ニューヨーク山地を走り、アウトドアで晴天を満喫し、リフレッシュし、かわいい買い物もできた充実の週末でした。
心をこめて綴ります
バナーをワンクリックでランキングの応援をお願いします
にほんブログ村
コメント
コメントを投稿