銀のスプーン

昨日は午後から息子を夫の実家に預けていた。
息子をピックアップし帰宅すると、「見てみて、これ♪」と夫。
いつも使うのよりもだいぶ"柄"(持ち手)の短いスプーンが3つとフォークが1つ。
どれも日本の喫茶店のコーヒーについて来るくらいの長さのもの。

話を聞くと、これはベビー用のシルバーウェアとのこと。
どれも銀食器で、そしてそれぞれお義母さん、お義父さん、夫の物だったらしい。

お義母さんのベビースプーン。
柄のところにお義母さんの名前が入っている。

お義父さんのベビースプーン。
"Mein erster Loffel" ドイツ語でMy first spoonfulと書かれたデザイン。

柄のデザインが同じベビースプーンとフォークのセットは夫のもの。

どれも10㎝くらいの小さな銀製スプーンとフォーク。
子供が産まれると、こんなふうにその子用のスプーンやフォークを用意し、また人生で初めての食器としての記念にもなる。
実家のおもちゃも然り、こんなふうに小さなものも大事に保管してくれていて、またそれを我が家へ受け継がせてくれることをとてもありがたく思う。

現在、すでに何てことのないプラスティック製のベビースプーンを使用している我が家。
「初めて」には出遅れてしまったけれど、記念に息子にもシルバーウェアのベビースプーンを用意してあげたいなと、ロマンチストな私達はテンションがあがっているところ。



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コメント

  1. テディベアも銀のスプーンも、ご両親から代々受け継ぐのが素敵ですね^^
    それにしても、ヨーロッパのデザインはやっぱり素敵・・・
    日本でいうお食い初めみたく使うのでしょうか?

    返信削除
    返信
    1. kawamukoさん、そうなんですよ。歴史を受け継ぐようでロマンです♪
      お食い初めという習慣は無いようですが、これらのスプーンは日ごろ実際に使われていたものだそうですよ。たしかにプラスティックは扱いやすいですが、なんだか。。。やっぱりシルバーウェアはこういう素材がいいなと思っちゃいます♪

      削除

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