スターバックスのホリデーカップ...か。

昨日、インスタグラムでポツリと投稿した、学校のカフェテリアで買って飲んだスタバの写真です。フィルター無いすっぴんだと全然違って見えますがー(笑)

というのも、昨日の早朝、7時のバスで学校に向かうべく急いで支度をしていた時、ふと耳&目に入ったニュースレポート、

「今年のスターバックスのホリデーシーズン用カップのデザインにクレームが出ている」と。


クレーム主の主張は、

「このデザインはキリストを憎む/嫌うデザインだ」

・・・と。



キリスト教(に限らず各種宗教)信仰心が少な目な、アヴェレージ日本人感覚では「どこが?」と不思議にもなります。

なんでも... 今年のカップデザインには、

クリスマス用としてあるべきデザイン = 「雪の結晶やツリーのシルエットとか~、丸くぶらさがるオーナメントとか~、」 = 『クリスマスを象徴するシンボル』

これが欠けている (上の写真の通り、とってもシンプルなので...)

すなわち、、、
『これはクリスマス、そしてキリストを嫌っているデザインだ。クリスチャンの国アメリカなはずなのに』

というのが主張、とのことです。



レッド×グリーンでクリスマスっぽいし、スリーブも雪?なデザインになって心なしか冬っぽいし、ムードは出てるからこれで良いんじゃない、と思う私。

・・・というか、それ以前に、

そもそも...木に飾りをつけるツリーの起源は"pagan"(異教徒)にあるし...
雪の結晶だって... 「冬」のイメージだし...


いやいや、それよりも、

「カップのデザインなんかよりもっと気にしなきゃいけない大事なことが世の中にはいっぱいある」

と。



ニュースの中で流れていた、これに関する街頭インタビュー「町の声」の一人、

「えぇーっと(ちょっと困り気味)、宗教とか関係なく...コーヒーはみんなのもの、それで良いんじゃ...」


このお兄さんの意見が一番説得力ありました。。。



なにも...スターバックスのカップはキリスト教デザインでなきゃいけないはずもないし...大企業のスタバがターゲット...
「大統領候補のドナルドトランプ氏も、スタバのボイコットを示している」なんて見出しも出てきたりして...

もはやスタバ以外のどっか別に目的があるような気がしてくるけど、、、



しかし、日本にくらべ宗教やそれに付随する思想の根強さがひんぱんに垣間見える国。
人種・文化だけでなく、このような宗教観の違いも多様な国なので、このスターバックスの件のような話は「べつに、気にしなくていいじゃん」と簡単には済まない・・・済ませたくない人もたくさんいるのですね。



と、こんな「べつに、気にしなくていいじゃん」な話をここにネタで書いている私みたいなのがいるから、またこのニュース、はたまたスターバックスやこのクレームに賛同する人達の存在に注目が集まってしまったり、もするのですが。



アメリカ暮らしの中で感じる「日本との違い」の一つとして、ここに書いてみました。


でも、「おいしいコーヒーが飲めると幸せ♪」な気持ちは、日本でもアメリカでも場所を問わず変わりなく、です♪
今日も飲もー♪



心を込めて綴ります
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コメント

  1. この色を見ると、あーホリデーシーズンだな~、と思います。

    スタバのカップ論争、私もニュースで見ました。
    こういうの見るたびに思い出すのが、電気屋さんの店頭に並ぶ、日本のビデオデッキのポップのミススペル・・
    「Region Free」を「Religion Free」とミススペルし、「日本の発明がまた、世界の問題を解決した!」と、海外ネットで話題になってました笑

    返信削除
    返信
    1. kawamukoさん、その話おもしろい!!!
      そんな事があったんですね(笑)はじめて知りました!
      宗教に無頓着(この場合は良い意味で)といい、ミススペルといい(笑)日本らしい。。。
      しかし、そんなふうに「世界の問題」を解決してくれる発明が出てきてほしいものですね。
      人類の尽きない課題なのかもしれないですが・・・

      削除

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