我が子の成長にウルウル
先日の夫の実家でのディナー後、食事時間にしっかり眠ってくれた息子が起きて、さっそく家中を動き回って遊んでいる時のこと、、、
リビングやキッチンからベッドルームへと続く廊下で遊ぶ息子の姿を見て、胸がジーンとして目がウルウルしてしまった。
いつも遊んでいるリビングでもない、キッチンでもない、ご飯を食べるハイチェアの上でもない、この廊下で急に「息子の成長」を実感したから。
涙が出そうになったのは、たぶんそれが自分の感情とリンクしたからだと思う。
緊急帝王切開での出産だったため、腹切り状態ながら3日後には退院したものの、もちろん私の体はヨレヨレ。新生児のお世話どころか自分でまともに動けたもんじゃなかった。
そんな私が退院日から身を寄せさせてもらったのが夫の実家。産後2週間ほど、家事などせずに新生児の世話と体の快復ができるようにとお世話になった。
腹筋切断3日後で思うように歩けない状態。そこに授乳、搾乳、ボトル洗って、おむつ替え、お着替え、眠らない新生児、、、「まずは母体の快復がいちばん」「母乳量を増やすには、睡眠も大切」って言われても、休むタイミングなかなか無い。
そんな繰り返しの日々で、産後の2週間だけとはいえ、ベッドルームからキッチンやバスルームなどへ繋がるこの廊下を、昼夜問わず何回往復したことか。
深夜の闇の中、出来るだけ物音をたてないように腹切りの忍び足で何度も行ったり来たりした廊下。
あの頃は産まれたてで、手足くらいしか動かずブランケットに包まれ置かれていただけの生物だった息子が、母ちゃんが夜な夜なヨレヨレと往復した廊下で、自分で遊びまわるようになった。
「育っているんだな…」
と、急にそんなふうに実感したのでした。
心をこめて綴ります
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