鎧でNY Medieval Festivalへ
秋晴れのおでかけ日和となった日曜日は、予定通りMedieval Festivalへでかけた我が家。
いくら北の端と言っても場所はマンハッタン。
パーキングを考慮して会場時間11時よりも早めに現地へ到着したものの、すでに多くの人たちが来場していました。
会場はクロイスターズ美術館もある緑あふれる公園の敷地内。
そこにハンドメイドのジュエリー、洋服、小物、雑貨などを売る露店が並び、フードやアルコールのベンダーも設置されていました。
その様子はストリートフェアのようなかんじ。
ただ、それらの露店で売られるものは、中世ヨーロッパのデザインや雰囲気の手作り品が多くあります。
路上では、ハープを奏でるパフォーマーや、歌を歌う人。またジャグラーなどの大道芸人も来場者の注目を集めていました。
中世のコスプレをした人たちが集まり、道すがら手作り品が売られ、その時代の雰囲気で歌ってる人や踊ってる人が余興で盛り上げる…それを現代人が週末の出来事としてやっていると思うと、まさに英語cheesyって単語がぴったりな安っぽいイメージでもあるのだけど。だって、ストリートフェアにコスプレした人がわんさかいると思うとそんな感じ。
でも緑に囲まれたクロイスターズ美術館周りというロケーションはさすがです。
小高い丘の上に修道院があるような町に住んでいた中世の人たちは、来場者がクロイスターズ美術館目下の会場へ集まるようにその町の中心部に集まり、こんな風に路上のお祭りを楽しんでいたのでしょう。
そこで売られる露店の品は、大量生産品ではなく人が一つ一つ手作りしたものだったり、またアンプラグドの楽器と声での音楽が流れて、、、また行き交う人々の群れに「寄ってらっしゃい見てらっしゃい」と声をあげながら客引きをする人もいて、、、と。
実際に中世当時の建物であるクロイスターズ美術館の周りに現代人の私達が集まり、昔の人々と同じことをやっているのですから、面白いコラボです。
なんてことを思いながら、人をかきわけベビーカーを押し、親友が出演するジャウストのショーへ。
ジャウストは、馬に乗った騎士達が馬上で戦い、またコンバット(殺陣(タテ))を行うエンターテイメントショー。
私たちの親友は、その出演騎士4人のうちの一人。
衣装とはいえ、本物の金属でできた重たい鎧をまとい、さっそうと馬に乗る姿には惚れ惚れしました。
さて、衣装をまとった来場者も多くいたというはなし。。。
実はうちの夫LLAMAもそのうちの一人(私と息子は平服)。
色々とおもしろいことをやってきた(やっている)彼にはネタが多く、こんな本革の鎧をはじめ各種装飾小物は全て自前。
さすがにこれ全て着て運転はきついので、現地についてあれこれと鎧各種を装着して会場入りしたのでした。
動物愛護団体からの文句が聞こえてきそうな、亀の甲羅のバッグやらカエル皮の物入なんぞもお腰に下げて♪
これだけドレスアップしていると、色んな人達に声をかけられ写真を撮られ、そして一緒に写真を撮り。
更には騎士達のコンバットショーを見ていた小さな子供には「なんでここにいるの?あっちで戦わないの?」と問われ、「俺は早々に負けたから戦わないんだ。」と夫。そしてその子の目は更にくぎ付け…というか、不思議そうにしばらく夫を眺めていた。
まぁ、これだけしっかりドレスアップしているのだから、本人もまんざらではない。頼まれた写真にも快くおさまっておりました。
結局、人の多さと終始ベビーカーを押す一日だったため、クロイスターズ美術館へは入らず館内を見られなかったのは残念だけど、また公園散歩も兼ねて来たいと思う。
そして息子がもう少し大きくなったら、ミュージアムにもたくさん連れて行こう、、、と母の勝手な企みはどんどん大きくなるのです。
心をこめて綴ります
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わ、LLAMさん、ロード・オブ・リングスに出てくるプリンスみたい!
返信削除めっちゃ似合いますね~^^
日本人に和服が似合うように、こういうのを着させるとCaucaisianにはかないませんね~!
お友達もスゴイです~!
馬乗れるだけでもスゴイのに、鎧着てバトルするとか、超人の域笑
kawamukoさん、本人喜びますよ~笑。ありがとうございます♪
削除さすがパフォーマンス慣れしているのか、こういうことするとハマります :-)
友達は、我が家のベビーシャワーをしてくれたお宅の息子さんですよ。実はシャワーの日はどうしてもの用事で参加できなかった彼ですが、、、とても熱心に頑張っていて、ショーでは本当にかっこよかったです♪